大久祐哉

大久祐哉のプロフィールと競技歴

大久祐哉（おおく ゆうや）は、1996年9月9日生まれで、鹿児島県鹿児島市出身のプロボクサーです。彼は金子ボクシングジムに所属し、これまで数々の試合を経ている若手選手です。彼のボクシングキャリアは、学生時代のアマチュアから始まり、着実に成長を続けています。

学生時代の活躍

大久は鹿児島商業高等学校に通っていた際にボクシング部に所属しました。2014年にはインターハイに出場し、3回戦で敗退するものの、その経験は彼にとって貴重なものでした。進学先の中央大学では経済学を専攻しながら、ボクシング部にも在籍していました。在学中の2019年には、第73回国民体育大会でベスト8に入賞し、優れた実力を示しました。また、同年に開催された第71回ボクシング全日本社会人選手権大会においてライト級の部で優勝したことは、大久のボクシングキャリアにおいての重要な転機となりました。

プロボクサーへの道

2021年5月25日、大久は金子ボクシングジムでB級プロテストを受け、見事合格を果たしました。彼のプロデビューは翌月の7月20日、後楽園ホールで行われた試合で、対戦相手の森屋直人に対して1回50秒でTKO勝ちを収めました。この勝利により、彼はプロボクサーとしての第一歩を踏み出します。

その後も彼は次々と勝利を収め、2021年10月には東祐也と引き分け、2022年には数回の試合で判定勝ちやTKO勝ちを収め、成績を着実に伸ばしていきました。

最近の試合と成果

現時点までの大久の記録を見てみると、2023年に入ってからも数回の試合を行い、全て勝利を収めています。特に、7月14日には８回戦でTKO勝ちを得たほか、11月22日にはアヌラック・マドゥアとの試合でも初回TKO勝ちを達成しました。

2024年においても試合が続き、伊集盛尚との戦いでは、相手のヒットを受けつつも、最終的にはTKO勝ちを収めるなどの活躍を見せています。特に、2024年11月24日には日本フェザー級最強挑戦者決定戦で日本同級3位の殿本恭平と対戦し、引き分けではありながらも特別ルールにより勝者扱いとされ、王者への挑戦権を獲得した瞬間はファンにとっても大きな出来事でした。

戦績とこれからの展望

大久のアマチュアとプロでの戦績は、アマチュアが40戦で24勝（内6RSC）16敗、プロが11戦で8勝（内5KO）1敗2分ということで、非常にバランスの良い記録を残しています。極めて成長段階にある選手であり、今後の大会や試合においてさらなる期待が寄せられています。

大久祐哉は、若手選手として今後も日本ボクシング界で注目される存在となることが予想されます。様々な試合を通じて経験を積み、さらなる高みを目指して奮闘する姿に、今後も多くのファンが注目していくことでしょう。

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