金子ボクシングジム

金子ボクシングジム

金子ボクシングジムは、東京都世田谷区下北沢に拠点を置く、歴史と実績のあるプロボクシングジムです。1965年、元OBF東洋フェザー級王者であり、「魅惑のハードパンチャー」として名を馳せた金子繁治によって設立されました。

概要

金子繁治は、現役時代はその強烈なパンチで観客を魅了する一方、真面目なクリスチャンボクサーとしても知られていました。ジム経営においては、後進の指導はもとより「青少年育成」を理念に掲げ、ボクシングを通じて若者たちの健全な育成に尽力しました。晩年は会長職を長男の金子健太郎に引き継ぎ、自身は名誉会長としてプロモーター業に専念しました。

これまでに、日本チャンピオン8名、東洋太平洋チャンピオン5名、そして世界チャンピオン1名を輩出しており、その指導力と育成手腕は高く評価されています。ジムは日本プロボクシング協会会員であり、（財）日本ボクシングコミッション認定を受けています。

歴史

1965年4月：金子ボクシングジム設立
1980年10月：株式会社金子プロモーション設立
1993年12月：新ジム完成
2004年：長男の金子健太郎が2代目会長に就任、次男の金子賢司がマネージャー兼トレーナーに就任
2011年8月：清水智信がWBA世界スーパーフライ級王座を獲得し、ジム初のとなる世界チャンピオンが誕生

主な所属選手

世界王者

清水智信（WBA世界スーパーフライ級）

現役選手

細川チャーリー忍（第50代・第52代OPBF東洋太平洋ミドル級王者、元WBOアジアパシフィックミドル級王者、細川バレンタインの弟）
大久祐哉

過去の主な所属選手

松本芳明（第18代日本フライ級王者）
岩田健二（第9代日本スーパーフェザー級王者）
村田英次郎（第19代OPBF東洋太平洋バンタム級王者）
西村貴晴（第39代日本バンタム級王者）
早山進（第16代日本ライトフライ級王者）
ケビン・パーマー（第44代日本ミドル級王者、第34代OPBF東洋太平洋ミドル級王者）
新田勝世（第32代OPBF東洋太平洋バンタム級王者、現在は川崎新田ボクシングジム会長）
木谷卓也（第23代日本スーパーフライ級王者、現在は志成ボクシングジム会長）
伊藤俊介（第51代日本ライト級王者）
高橋良輔（第11代OPBF東洋太平洋クルーザー級チャンピオン）
大竹秀典（第36代日本スーパーバンタム級王者、第43代OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者）
大和藤中

関連情報

金子ボクシングジム公式サイト
ガッツファイティング
ダイナミックグローブ
東悟 - 高校時代にアマチュア選手として所属。

金子ボクシングジムは、長年の歴史の中で数多くの名選手を育て上げ、ボクシング界に貢献してきました。これからも、新たな才能を発掘し、育成していくことが期待されます。

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