大仁料金所

大仁料金所について

大仁料金所（おおひとりょうきんじょ）は、静岡県伊豆の国市に位置する修善寺道路の本線料金所です。この料金所は有人で運営されていますが、夜間の通行に関しては無人となるため、利用者は24時から翌日6時までの時間帯において無料で通行することが可能です。料金徴収の時間帯は、午前6時から午後10時までとなっています。

概要

この料金所は、熊坂ICと大仁中央ICの間にあります。具体的には、大仁南ICの直上付近に位置しており、料金所の設置は地域の交通の便を考慮したものです。利用者の利便性を向上させるために、大仁料金所では2021年7月1日からETCソリューションズが提供する会員登録型の多目的利用サービス「ETCX」を導入しました。このサービスはETCカードを使用したキャッシュレス決済が可能で、今後のさらなる便利さを追求しています。

2024年12月には、伊豆中央道の江間料金所と本料金所に関してETCが導入される計画が整っており、2026年度末までにはそれぞれの上下線にETC専用レーンが整備される見通しです。

また、料金徴収の期限についても変動があり、当初は2025年8月24日までの計画でしたが、伊豆中央道と修善寺道路の経営を統合する合併採算制の導入が決まり、料金徴収期限は2023年11月12日へと変更され、その後10月2日発表の新たな日付となりました。さらに、伊豆中央道・修善寺道路・静浦バイパスを一体として運営する料金プール制の申請が進められ、料金徴収の終了日は2057年3月8日となっています。

路線情報

大仁料金所は修善寺道路に位置し、料金所内には合計4つのブースが設置されています。これらのブースは、上下線ともに2つずつ設けられており、ETCXが利用できるブースも4つ用意されています。

歴史

大仁料金所の歴史は1988年に始まります。同年、伊豆縦貫自動車道修善寺工区（全長5,207m）の事業化が進められ、その後1989年には基本計画区間が策定されました。1998年には熊坂ICから大仁中央IC間が開通し、料金徴収が開始されました。その後、2021年7月にETCXが導入され、2023年には料金徴収の終了が予定されるなど、時代と共に進化を遂げています。

将来的には2030年代にETCの導入が見込まれており、2057年には料金が終了する予定です。このように、大仁料金所は利用者のニーズを反映しつつ、持続的な交通インフラとして重要な役割を果たしています。今後も進化を続ける大仁料金所は、静岡県内の重要な交通の要所であり続けることでしょう。

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