大垣市立上石津中学校

大垣市立上石津中学校の概要

大垣市立上石津中学校は、1975年に岐阜県大垣市に設立された公立の中学校です。この学校は、上石津町内の3つの中学校（具体的には日彰中学校、多良中学校、時中学校）が統合されて誕生しました。1975年4月1日に開校し、同年4月7日に開校式が行われました。地域教育の核となり、数十年にわたって地元の生徒たちに教育を提供してきました。

沿革の詳細

学校の沿革においては、1967年に中学校統合問題審議会が設立され、1973年には町議会での中学校統合決議が下されました。そして、1974年の10月には現在の校舎が完成し、1975年に正式に開校を迎えることとなります。開校後、1976年に体育館が、1981年にはプールが完成し、1998年には新校舎が完成しました。

2006年3月27日、上石津町は大垣市に編入され、その際に学校名も大垣市立上石津中学校へと改称されました。学校は地域の教育機関として多くの生徒に学びの場を提供してきましたが、時代の変化により2024年に一つの義務教育学校、すなわち大垣市立上石津学園が新設されることになり、この学校はその役割を終えることになりました。

2024年の3月26日には閉校式が行われ、最終的に3月31日に廃校となりました。元々の校舎や施設は、地域の新しい教育機関に転用される予定です。

通学区域

上石津中学校の通学区域は、旧・養老郡上石津町の全域を対象とし、細かくは以下の地域が含まれていました。

• - 上石津町牧田
• - 上石津町乙坂
• - 上石津町一之瀬
• - 上石津町下多良
• - 上石津町上鍛治屋
• - 上石津町谷畑
• - 上石津町奥

各地域の生徒たちは、学校に通うためにさまざまな経路を利用しました。

中学校進学前の小学校は以下の4校でありました。

• - 多良小学校
• - 時小学校
• - 一之瀬小学校
• - 牧田小学校

交通アクセスとその他情報

アクセス面では、名阪近鉄バスの大垣多良線で「一ノ瀬」バス停から徒歩約5分の距離に位置しており、地域の交通網とも適切に連動していました。

また、学校の校歌は作曲家の江口浩司によって作詞作曲され、特に印象深い作品となっています。旧・多良中学校および旧・時中学校の校歌も彼の父である江口夜詩によって作詞作曲されており、地域の教育に深く根付いた文化的な背景を持っています。

まとめ

大垣市立上石津中学校は、地域住民に長年愛され続けた教育の場でしたが、社会の変化に伴い新しい形の義務教育学校に生まれ変わることになりました。地域教育の歴史と文化を繋いできた学校として、その活動は多くの人々の記憶に残るでしょう。

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