大場駅

大場駅 (IS05) - 伊豆箱根鉄道駿豆線

大場駅は、静岡県三島市大場に位置する伊豆箱根鉄道駿豆線の駅です。駅番号はIS05。

歴史

1898年（明治31年）5月20日：三島町（現・三島田町） - 南條（現・伊豆長岡）間の開業時に開設。
1937年（昭和12年）6月10日：大場駅貨物線が完成。
1940年（昭和15年）5月4日：共立水産株式会社大場工場への引込線が完成。
1964年（昭和39年）9月21日：貨物営業が廃止。
1978年（昭和53年）8月20日：下りホームの拡幅と上屋の改築工事が完了。
2001年（平成13年）4月6日：静岡県立三島南高校の移転に伴い、東口が開設。
2005年（平成17年）3月31日：新駅舎が完成。

駅構造

2面3線の地上駅で、単式ホームと島式ホームを有しています。東口駅舎は1番線ホームに、西口駅舎は2番線ホームに面しており、各ホームへは構内踏切で連絡しています。

通常、1番線は修善寺方面行き、2番線は三島方面行きとして使用されます。3番線は頭端式ホームで、大場駅始発の三島方面行き普通列車、三島発大場行きの最終電車、大場工場への入出場列車が使用します。日中の車両故障時には、代替車両への乗り換えにも使用されることがあります。大場工場でイベントが開催される際には、このホームに電車が終日留置されることもあります。

東西両方の出口に自動改札機が設置されています。駅窓口は西口にあります。以前は西口にしか改札がありませんでしたが、2001年の県立三島南高校の移転に伴い、東口が増設されました。当初は朝のラッシュ時のみの利用でしたが、2005年の駅舎改築時に自動改札機と券売機が設置され、午前7時から午後9時まで利用できるようになりました。現在は、西口の自動券売機2台と東口の自動券売機1台がタッチパネル式に置き換えられています。2006年末からは、発車ベルが鎌田信号機製の電子音に変更されました（3番線を除く）。発車ベルは踏切と連動しており、駅員がボタンを押すと踏切が作動し、一定時間ベルが鳴ります。駅の南側の踏切から東口へ続く道路は、かつて駅東部に存在した森永製菓の専用線の跡地です。

のりば

特急「踊り子」が停車するため、1番線と2番線のホーム有効長は5両、3番線のホーム有効長は3両です。

利用状況

2020年（令和2年）度の1日平均乗車人員は1,841人です。

駅周辺

駅周辺は住宅地で、商店が点在しています。駅東側には田園地帯が広がります。大場川は駅から少し西側を流れ、すぐ南で御殿川と合流します。駅の南側の踏切から先は函南町です。伊豆箱根鉄道とその関連会社（伊豆箱根バス・伊豆箱根交通）の本社および営業所は、駅北側の三島市内にあります。バイパス道路のインターチェンジと町役場などの町営施設は駅東側に位置しています。

バス路線

伊豆箱根バスが乗り入れています。

隣の駅

伊豆箱根鉄道 駿豆線
三島二日町駅 (IS04) - 大場駅 (IS05) - 伊豆仁田駅 (IS06)

※特急「踊り子」の隣の停車駅は列車記事を参照。

関連項目

日本の鉄道駅一覧
伊豆箱根鉄道大場工場
はぐれ署長の殺人急行（2018年1月に放送された第3作の舞台。「時刻表トリック」の舞台の一つとして用いられた）

外部リンク

* 大場駅 - 伊豆箱根鉄道

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