大字上上津役

大字上上津役の概要

大字上上津役（おおあざかみこうじゃく）は、福岡県北九州市八幡西区に所在する地域であり、住居表示は実施されていません。郵便番号は807-0072です。

地理

この地域は八幡西区の中部東端に位置し、東から南には大字畑、南に大字小嶺、西に町上津役東及び上上津役、北には市瀬、そして大字市瀬と接しています。また、東側には八幡東区と接しています。

河川

大字上上津役には、二級河川である金山川と割子川が流れており、これらは地域の自然環境に重要な役割を果たしています。谷間にはため池も点在し、水資源が豊富です。

湖沼

この地域には以下の池があります：

• - 登尾上池
• - 登尾下池
• - 樋渕中池
• - 樋渕下池

地域の特徴

かつては遠賀郡上上津役村として知られていたこの場所は、現在も自然環境を大切にした地域づくりが行われています。多くの部分が未開発の山間部として残されており、金山川の源流や、割子川の流れが地域を潤しています。さらに、北部には国有林があり、自然休養林として一般に開放されています。これは北九州国定公園の一部に指定されており、訪れる人々に豊かな自然体験を提供しています。

また、北側から西側にかけては、北九州トンネルがあり、山陽新幹線が通過しています。北部の西縁には北九州高速4号線が通り、交通の便も良好です。

歴史

沿革

• - 1878年（明治11年）: 福岡県において郡区町村編制法が施行され、遠賀郡上上津役村が設立されました。
• - 1889年（明治22年）: 上上津役村と他の村が合併し、上津役村が誕生しました。
• - 1937年（昭和12年）: 上津役村が八幡市に編入され、上津役村大字上上津役は八幡市大字上上津役に変更されました。
• - 1963年（昭和38年）: 八幡市、戸畑市、小倉市等の合併により、北九州市が設立されました。
• - 1974年（昭和49年）: 八幡区が八幡西区と八幡東区に分かれ、北九州市八幡西区大字上上津役となりました。

世帯数と人口

2025年（令和7年）3月31日の時点での世帯数や人口については、北九州市によって公表されています。

学区

大字上上津役において市立の小中学校に通う場合の学区は、地域の教育環境に関連する重要な要素です。学区については、地域の教育機関に問い合わせることが推奨されます。

このように、大字上上津役は自然と歴史が調和した魅力ある場所であり、地域住民と訪問者に多くの価値を提供しています。

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