大山ゆうか

大山 有布佳（おおやま ゆうか、1982年11月18日生まれ）は、鹿児島県霧島市出身の日本の気象予報士であり、防災士の資格も有している。血液型はA型である。

経歴

鹿児島大学理学部に在学中の2004年に、気象予報士の難関資格を取得。翌2005年に同学を卒業すると、同年4月からは北海道テレビ放送（HTB）に入社し、気象キャスターとしてのキャリアをスタートさせた。HTBには2008年3月まで約3年間勤務。

北海道での活動では、情報ワイド番組『イチオシ!』内の「イチオシ!ウェザー」コーナーを担当し、「お天気お姉さん」として視聴者に親しまれた。主に16時台と18時台の天気予報を担当し、2008年3月24日からは早朝の情報番組『おはよう天気HTB』でも天気予報を伝えた。スタジオからの解説に加え、悪天候時には現場からの中継を行うなど、積極的に屋外に出て気象状況をリポートすることもあった。また、番組宣伝では趣味であるウクレレ演奏を披露するなど、明るく個性的な一面も見せた。プライベートでは、北海道内を列車で一人旅することを好んでいたという。

2011年3月4日の『おはよう天気HTB』終了に伴い、HTBを退社し、北海道での活動に区切りをつけた。同年、生まれ故郷である鹿児島県へ戻り、南日本放送（MBC）へ移籍した。この移籍を機に、それまで活動名として用いていた「大山ゆうか」から、本名である「大山有布佳」へと名称を戻し、MBCの専属契約気象予報士として新たなスタートを切った。

現在の担当番組（南日本放送 MBC）

MBCでは、テレビおよびラジオの様々な番組で気象コーナーを担当し、鹿児島県の天気予報や気象に関する解説を行っている。

テレビでは、平日夕方のニュース番組『MBCニューズナウ』において、2011年4月から現在まで金曜日のウェザーキャスターを務めている。その日の天気予報や週末の天気見込み、週間予報などを分かりやすく解説している。
同じくテレビの平日午後の情報番組『かごしま4』では、番組が始まった2014年10月からレギュラーのウェザーキャスターとして出演している。県内各地の天気や季節の話題などを交えながら、暮らしに役立つ気象情報を提供している。
* ラジオでは、平日午前のワイド番組『えっちゃんのたんぽぽ倶楽部』内で、2011年4月のMBC移籍当初から12時30分のお天気コーナーを担当している。ラジオの特性を活かし、声だけで気象状況や注意点を正確かつ丁寧に伝えている。

防災士としての役割

気象予報士として日々の天気予報を伝える傍ら、防災士の資格も活かし、異常気象時における注意喚起や防災情報の発信にも力を入れている。地域住民の安全を守るため、専門的な知識に基づいた実践的な防災啓発活動にも積極的に取り組んでいる。

まとめ

大山有布佳は、北海道と鹿児島の二つの地域で気象キャスターとしてキャリアを重ねてきた経験を持つ。特に故郷・鹿児島に戻ってからは、MBCの専属気象予報士として長きにわたり、テレビやラジオを通じて地域の気象情報や防災情報を発信し続けている。専門家としての確かな知識に加え、明るく親しみやすい人柄で、県民の暮らしに欠かせない情報を提供している。

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