大戸緑地

大戸緑地について

大戸緑地は、東京都町田市に位置する都立公園で、2011年4月1日に開園しました。総計画面積は約123万9000平方メートルと広大ですが、現在部分的に約28万4456平方メートルが開園しており、牛田地区と段木入地区の2つのエリアに分かれています。

管理運営体制

開園当初から、指定管理者制度により管理運営が行われています。

2011年4月～2016年3月：東京都公園協会
2016年4月～2023年3月：西武・多摩部の公園パートナーズ（西武造園株式会社、西武緑化管理株式会社、特定非営利活動法人エヌピーオーバース、一般社団法人防災教育普及協会の共同事業体）
2023年4月～：多摩部の公園パートナーズ（西武造園株式会社、特定非営利活動法人エヌピーオーバース、一般社団法人防災教育普及協会、ミズノスポーツサービス株式会社の共同事業体）

地域との連携

大戸緑地では、地域住民との連携も活発に行われています。

「大戸源流森の会」といった地元団体や、東京都西部公園緑地事務所などが協力し、「大戸源流で森づくり 都民協働で公園予定地を活性化！」という取り組みが2010年に手づくり郷土賞を受賞しました。この活動は、地域住民と行政が一体となり、公園の活性化を目指す素晴らしい事例と言えるでしょう。

今後の拡張計画

2022年には、公園予定地の東側にあったJA全国教育センターの跡地を東京都が取得し、大戸緑地の更なる拡張整備が進められる予定です。これにより、より多くの人々が自然に触れ、楽しめる場所となることが期待されます。

各エリアの紹介

牛田地区

草地広場：広々とした草地が広がり、ピクニックやレクリエーションに最適です。
池：水辺の生態系を観察できる場所です。
大戸のおか：小高い丘で、周辺の景色を見渡せます。
雪の里（ゆくのさと）：自然の中で静かに過ごせるエリアです。
雨乞い場の碑：歴史を感じさせるモニュメントです。
トイレ：公園内には複数のトイレが設置されています。
駐車場：草地広場の隣に駐車場があり、車でのアクセスも便利です。

段木入地区

段木入のおか：段差のある丘で、散策を楽しめます。
段木入の広場：広々とした広場があり、様々な活動に利用できます。
山桜のおか：春には美しい山桜が咲き誇ります。

生物

大戸緑地では、様々な動植物を観察できます。

ユクノキ
サクラ
ヤマツツジ
コナラ
オオバギボウシ
ニワゼキショウ
ハス
ムクゲ
ヤブミョウガ
ヤブラン
ヤマユリ

アクセス

公共交通機関
JR横浜線・相原駅、JR相模線・橋本駅から神奈中バス「大戸」行きに乗車し、「ネイチャーファクトリー東京町田」で下車後、徒歩約15分。
町田ターミナルから町田市民バスまちっこ（町28系統、平日のみ）「ネイチャーファクトリー東京町田」行きに乗車し、「ネイチャーファクトリー東京町田」で下車後、徒歩約15分。

駐車場
草地広場の隣に駐車場があり、無料で利用できます。

入園料

入園料は無料です。

近隣の公園

町田市内には、他にも以下のような都立公園があります。

小山田緑地：緑地公園
小山内裏公園：総合公園

関連リンク

大戸緑地 - 多摩部の公園パートナーズ
大戸緑地｜公園へ行こう！ - 東京都公園協会
* 都立公園・庭園案内 - 東京都建設局 公園緑地部

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