大曲駅 (青森県)

大曲駅（廃駅）

大曲駅は、かつて青森県上北郡六戸町犬落瀬に位置していた、十和田観光電鉄十和田観光電鉄線の駅です。2012年の鉄道廃止に伴い、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1935年（昭和10年）4月1日：大曲信号所として開設。
1938年（昭和13年）5月24日：駅に昇格し、大曲駅となる。
1953年（昭和28年）
2月21日：無人化され、棒線駅となる。
12月：旧上り本線が撤去される。
2008年（平成20年）3月1日：十和田観光電鉄の事業譲渡により、新会社が運営を継承。
2012年（平成24年）4月1日：鉄道廃止に伴い、廃駅となる。

駅名の由来

駅の名称は、駅付近の線路が大きくカーブしていることに由来します。興味深いことに、この地域周辺には「大曲」という地名は存在しませんでした。

駅構造

大曲駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。線路はほぼ南北に走り、ホームはその西側に設けられていました。無人駅であり、駅舎はありませんでしたが、ホーム上には小さな待合所が設置されていました。信号所から駅に昇格した背景や、かつて交換設備を有していたものの、後に無人化された経緯が、この駅の歴史を物語っています。

駅周辺

駅の西側には青森県道10号三沢十和田線が南北に走り、駅入口前の踏切を渡る道路は青森県道20号八戸三沢線でした。周辺には以下の施設がありました。

地方独立行政法人青森県産業技術センター（農林部門）野菜研究所・（食品部門）農産物加工研究所
六戸町立大曲小学校
第二みちのく有料道路 - 近隣には上北自動車道および同道とのジャンクション（六戸JCT）がありました（2013年3月24日開通）。

隣の駅

十和田観光電鉄

十和田観光電鉄線

三沢駅 - 大曲駅 - 柳沢駅

脚注

関連項目

日本の鉄道駅一覧
廃駅

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