大賀宗志

大賀 宗志（おおが そうし）は、2001年1月14日生まれ、兵庫県出身の日本のラグビーユニオン選手である。現在は、国内最高峰リーグであるジャパンラグビーリーグワンに加盟する東京サントリーサンゴリアスに所属し、主にフォワード第1列のプロップ（PR）としてプレーしている。身長179cm、体重112kgと、プロップとしては平均的ながらも、その体重を活かしたプレーが持ち味だ。

経歴

幼少期にあたる5歳の時に、地元の兵庫県でラグビーという競技に出会った。

兵庫県の報徳学園高校に進学し、ここで頭角を現す。高校在学中には、将来を嘱望される選手が集まる高校日本代表候補にも選出されるなど、その実力は早くから注目を集めていた。

高校卒業後、2019年にはラグビー強豪校として知られる明治大学へと進学した。大学においても中心選手として活躍し、最終学年を迎える2022年には、チームを牽引する副将という重責を担った。また、若手選手の強化・育成を目的としたジュニア・ジャパンにも選出された経験があり、国際舞台での経験も積んでいる。大学時代の同級生には、同じくラグビー選手である丸尾祐資がいる。

大学での活動と並行して、2023年1月にはアーリーエントリー制度を利用し、東京サントリーサンゴリアスへの加入が発表された。同年3月には無事、明治大学を卒業し、本格的にプロキャリアをスタートさせた。

プロ選手として迎えた初めてのシーズン、2023年12月24日に行われたJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24シーズンの第3節、三重ホンダヒートとの試合において、途中出場ながら待望のリーグワン公式戦初出場を飾った。

選手としての特徴

大賀宗志選手のポジションであるプロップは、スクラムの最前線で相手と組み合う、チームの屋台骨を支える重要な役割を担う。身長179cm、体重112kgという体格を活かし、スクラムでは安定したプッシュ力を発揮する。また、フィールドプレーにおいても、その体重を活かしたパワフルなボールキャリーやタックルでチームに貢献する。

報徳学園高校、明治大学といった名門校で培われた高いスキルと、ジュニア・ジャパンでの経験は、今後のさらなる成長を期待させる。東京サントリーサンゴリアスというトップチームで、経験豊富な選手たちと共にプレーすることで、プロップとしての技術や判断力に磨きをかけていくことが期待される。

まとめ

大賀宗志選手は、幼少期からラグビーに打ち込み、高校・大学で輝かしい実績を残してプロの世界に飛び込んだ若手プロップである。ジュニア・ジャパン選出や大学での副将経験は、リーダーシップと実力を兼ね備えていることの証と言える。東京サントリーサンゴリアスでのリーグワンデビューを経て、これからジャパンラグビーリーグワンの舞台でどのような活躍を見せてくれるのか、今後の彼のキャリアから目が離せない。

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