大野町の概要
大野町(おおのまち)は、
新潟県新潟市西区にある地域で、郵便番号は950-1111です。単独の町名を持ち、
住居表示が未実施の区域です。この地域は
信濃川と
中ノ口川の合流地点近くに位置し、
1973年(昭和48年)から現在に至るまでの
大字として知られています。
この町は元々
金巻村の一部であり、江戸時代から河川交通の要衝として栄えてきました。商業市街地としての歴史があり、特に毎月の3と8の日には「大野町市場」が行われ、地域住民や来訪者が行き交う賑やかな場所となっています。
隣接する町字
大野町は北から時計回りに次の町字と隣接しています:
また、
中ノ口川を挟んで鷲ノ木新田および下塩俵とも接しています。
歴史的背景
大野町の歴史は
1872年(明治5年)に始まります。この年、
金巻村から独立した大野町村が設立され、その後
1874年(明治7年)には大野町郵便局が開局しました。
1879年(明治12年)に再び
金巻村と統合され、その後
1889年(明治22年)には
町村制施行に伴い
金巻村の
大字となりました。
1901年(明治34年)には、合併によって黒埼村の
大字となり、
1973年に
黒埼町の
大字大野として町制施行されました。
2001年(平成13年)には
新潟市の町名に改名され、大野町が誕生しました。そして、
2007年(平成19年)4月に
新潟市が
政令指定都市に移行したため、西区の一部となりました。
2018年1月31日現在、大野町の
人口および
世帯数に関する情報は以下の通りです。ここには詳細な数値は記載されていませんが、地域の発展とともに、
人口や
世帯数も変化しています。
学校区
この地域に住んでいる子供たちが通う市立の小学校および中学校については、具体的な学区が設定されています。地域の教育環境を整えるために重要な役割を果たしています。
主な企業や施設
大野町には、役所や学校、金融機関などの主要な施設があり、地域住民の生活を支えています。具体的な施設には次のものがあります:
交通アクセス
大野町の交通は主に道路とバスが整備されています。過去には
新潟交通電車線があったものの、現在は廃止されています。現在の主要国道としては
国道8号や
大野大橋があります。また、県道としては
新潟県道2号新潟寺泊線、
新潟県道141号白根黒埼線があり、地域間の移動が可能です。バスについては、
新潟交通の路線バスが各地に運行しており、便利な交通手段として利用されています。
大野町は、歴史的な価値と現代的な利便性を兼ね備えた地域であり、多くの人々に親しまれ続けています。