大阪シティバス鶴町営業所

大阪シティバス鶴町営業所の概要

大阪シティバス鶴町営業所（おおさかしてぃばすつるまちえいぎょうしょ）は、大阪府大阪市大正区鶴町四丁目に位置する営業所です。この営業所は大正区及びその周辺地域のバス路線を担当しており、最寄のバス停は「鶴町四丁目」です。営業所を示すシールの表記は「ツ」となっています。

概要

鶴町営業所は、大正区と天保山を結ぶ路線を担当し、鶴町車庫や天保山操車場での操車が行われています。早朝から深夜までの運行が特徴で、大正橋との間では、高い運行頻度を誇っています。特に、朝ラッシュ時には大運橋通-大正橋間で、バスが1分未満の間隔で運行されるため、多くの通勤客に利用されています。この運行頻度の高さは、大正区の鉄道の便が悪いことや、工場が多く存在すること、また長い大正通を利用しやすいことが要因です。

大阪市営バス時代

1967年に、かつて存在した梅田営業所が大阪市北区から移転した際、鶴町営業所が設置されました。元々は大阪市電の鶴町車庫跡地を利用したもので、1990年代まで市電の線路が残っていました。最初は他の営業所と連携しながら運行していましたが、2014年のダイヤ改正以降、全便を担当するようになりました。

また、赤バスとして知られる大正区内循環路線も一時は鶴町営業所が担当していましたが、2013年に廃止されました。さらに、2010年にはなんば操車場の操車もおこなっていましたが、後に担当から外れました。2013年には港営業所の廃止に伴い、天保山発着路線も担当することになりました。

現行路線

鶴町営業所が担当する主要路線には以下のようなものがあります。

• - 51号系統
• - 55号系統
• - 60号系統
• - 70・70急号系統
• - 71号系統
• - 72号系統
• - 80号系統
• - 87号系統
• - 88号系統
• - 90号系統
• - 91・91急号系統
• - 94号系統
• - 98号系統

例えば、55号系統は鶴町四丁目から大阪駅を結び、沿線には大阪市立中央図書館や国際会議場、大阪病院などが点在しています。利用者は多く、大阪駅周辺も含めたアクセスが重視されています。また、70急号系統は、ラッシュ時に特化して運行され、通勤客にとって重要な路線となっています。

車両と現在の運行状況

鶴町営業所では、主にいすゞ自動車と日野自動車のバスが使用されています。以前はCNGバスもラインナップされていましたが、現在はその数が減少しています。各系統のダイヤは、昼間は30分から1時間毎の運行が基本ですが、朝のラッシュ時には短い間隔で運行されています。

まとめ

大阪シティバス鶴町営業所は、地域の重要な交通手段として機能しており、高頻度の運行を通じて、大正区内外の利用者への利便性向上に貢献しています。今後も地域の発展に寄与する存在であり続けるでしょう。

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