大阪出入国在留管理局神戸支局

大阪出入国在留管理局神戸支局について

大阪出入国在留管理局神戸支局は、兵庫県神戸市中央区に所在する法務省出入国在留管理庁の地方支分部局であり、大阪出入国在留管理局の支局として機能しています。この支局は、兵庫県内における外国人の出入国、在留、違反手続き、および難民認定に関する調査などの行政事務を管轄しています。

沿革

1950年10月1日：外務省の外局として出入国管理庁が設置され、その地方支分部局として神戸出張所が発足しました。当時の神戸出張所の管轄区域は、近畿2府4県、東海北陸6県、四国4県と広範囲に及んでいました。
1951年4月1日：出張所体制が拡充され、神戸出張所の管轄区域は近畿2府4県に変更されました。
1951年11月1日：出入国管理庁が入国管理庁に改組され、神戸出張所は入国管理庁の地方支分部局として引き継がれました。
1952年8月1日：入国管理庁が廃止され、その業務は法務省に承継されました。これに伴い、法務省の地方支分部局として神戸入国管理事務所が設置され、管轄区域は近畿2府4県となりました。また、神戸港、大阪港、下津港、舞鶴港、広畑港に5つの出張所が設置されました。
1955年8月1日：大阪入国管理事務所が新設されたことにより、兵庫県を除く近畿2府3県の管轄が神戸入国管理事務所から大阪入国管理事務所に移管されました。神戸入国管理事務所の出張所は、神戸港と広畑港の2つとなりました。
1957年7月1日：兵庫県伊丹市の管轄が神戸入国管理事務所から大阪入国管理事務所に移管されました。
1962年4月1日：広畑港出張所が姫路港出張所に改称されました。
1964年12月21日：尼崎港出張所が新設されました。
1971年12月13日：相生港出張所が新設されました。
1973年10月1日：東播磨港出張所が新設されました。
1981年4月1日：行政機構改革により、入国管理事務所が再編され、兵庫県を含む近畿2府4県は大阪入国管理局の所管となりました。神戸入国管理事務所の跡地に大阪入国管理局神戸出張所が設置され、既存の出張所は大阪入国管理局の出張所に移行しました。
1982年4月6日：大阪入国管理局神戸出張所が大阪入国管理局神戸支局に昇格しました。管轄区域は兵庫県（大阪国際空港の区域を除く）となり、神戸港、姫路港、尼崎港、相生港、東播磨港の5つの出張所が支局の管轄下となりました。
1984年10月1日：相生港出張所が廃止されました。
1995年11月1日：東播磨港出張所が廃止されました。
2000年10月1日：尼崎港出張所が廃止されました。
2005年2月17日：神戸港出張所が廃止されました。
2019年4月1日：出入国在留管理庁の発足に伴い、大阪出入国在留管理局の支局に移行し、名称も変更されました。

内部組織

大阪出入国在留管理局神戸支局は、以下の組織で構成されています。

大阪出入国在留管理局神戸支局長：入国審査官の官職を持つ。
総務課：支局の運営全般を担当。
監理官：支局内の業務を監督。
首席審査官：入国審査官の官職を持ち、審査部門を統括。
首席入国警備官：入国警備官の官職を持ち、警備部門を統括。

管内出張所

姫路港出張所：現在、管内には姫路港出張所のみが存在します。

関連項目

出入国管理：外国人の出入国および在留に関する制度。
* 難民認定：国際的な保護を必要とする難民を認定する制度。

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