好田タクト

好田タクト（こうだ タクト、1962年11月12日 - ）は、兵庫県明石市出身のお笑い芸人、指揮者、俳優として知られています。本名は好田誠一。東京演芸協会常務理事、および落語芸術協会会員であり、その活動は多岐にわたります。出囃子は「第九」。

経歴

兵庫県立明石南高等学校を卒業後、1984年2月にTBSのオーディション番組『たけしのお笑いサドンデス』に出演し、優勝。この際、ビートたけしから「好田タクト」の芸名を授与されました。同年5月には、船仁のるか・喜和そるかののるかの紹介でケーエープロダクションに所属。右尾祐佑とのコンビ「アルト・タクト」を結成し活動しました。

1986年3月には、吉本興業に移籍し吉本新喜劇に研究生として入団。これを機にアルト・タクトは解散しています。1989年に吉本新喜劇を退団後、コント赤信号の渡辺正行の勧めで上京し、渡辺の事務所なべやに所属。ラ・ママ新人コント大会で修行を積みました。

1992年から1995年までは、NHK教育テレビ『あしたもげんきくん』の初代げんきくんとして活動し、子どもたちに親しまれました。

多才な活動

好田タクトは、お笑い芸人としての活動に加え、指揮者としても才能を発揮しています。モーストリー誌が選ぶ『2007年の20人時代を読む』では、世界の音楽家20人に選出されるという栄誉に輝きました。2009年3月5日には、プロオーケストラと共演する「仙台フィルと好田タクトの楽しくクラシック」を開催し、好評を博しました。

2015年にスパンキープロダクションを退社後も、ヘブンアーティストの認定者として活動を継続（2002年から）。2019年2月1日付で落語芸術協会に加入し、活動の幅を広げています。

著書

好田タクトは、著書も多数出版しており、その知識とユーモアを活かした作品は多くの読者に支持されています。

『もうひとつの上方演芸』（たちばな出版）
『クラシック音楽夢レース』（キングベアー出版）
『世界一楽しい タクトのクラシック音楽館』（実業之日本社）

人物

卓越した指揮者形態模写芸に加え、その多才な才能で人々を魅了し続ける好田タクト。今後の活躍も期待されています。

外部リンク

好田タクト (@office_rice) - X（旧Twitter）
タクトTVのブログ - Ameba Blog
好田タクト - 東京演芸協会
* 好田タクト - 落語芸術協会

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