妙寺駅

妙寺駅

妙寺駅は、和歌山県伊都郡かつらぎ町丁ノ町に位置する、西日本旅客鉄道（JR西日本）和歌山線に属する駅です。1900年、紀和鉄道の橋本駅―粉河駅間の延伸によって開業しました。その後、関西鉄道を経て国有化され、1909年には和歌山線の駅となりました。2020年にはICOCAの利用が可能になり、利便性が向上しています。

歴史

妙寺駅の開業は、紀和鉄道の路線延伸によるものでした。その後、数々の鉄道会社による運営を経て、国鉄、そしてJR西日本へと継承されてきました。貨物や荷物を取り扱う業務は過去に行われていましたが、現在は旅客のみの取り扱いとなっています。長年にわたり地域住民の足として活躍し、近年ではICOCA対応による利便性向上も図られています。

1900年（明治33年）11月25日：紀和鉄道の橋本駅-粉河駅間延伸により開業
1904年（明治37年）8月27日：関西鉄道に買収
1907年（明治40年）10月1日：国有化
1909年（明治42年）10月12日：和歌山線の所属となる
1982年（昭和57年）10月1日：貨物取り扱い廃止
1984年（昭和59年）10月20日：荷物扱い廃止
1987年（昭和62年）4月1日：JR西日本に継承
2020年（令和2年）3月14日：ICOCA利用開始

駅構造

妙寺駅は地上駅で、単式2面2線のホームを持ち、列車の行き違いが可能です。駅舎に隣接するホームが下り線（1番のりば）、跨線橋を渡った反対側が上り線（2番のりば）です。2番のりばはかつて島式ホームでしたが、現在は中線の線路が撤去されています。また、安全側線が和歌山方、王寺方両方に設置されています。橋本駅が管理する無人駅ですが、駅舎は残っており、「観光物産センター・妙寺駅マルシェ」として活用されています。トイレは改札外に設置されています。

利用状況

1日の平均乗車人員は、和歌山県統計年鑑を参照ください。（具体的な数値は省略）

駅周辺

妙寺駅周辺には、学校、公園、神社、そして行政機関など、様々な施設があります。

かつらぎ町立妙寺中学校
かつらぎ公園
平和祈念像（平和地蔵尊）
妙寺区検察庁
丹生酒殿神社（世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部）
かつらぎ町コミュニティバス「妙寺」停留所
タクシー乗り場

かつてはコミュニティバスの路線が駅前にありましたが、現在はデマンドタクシーに変わっています。

かつらぎ町デマンドタクシー（妙寺ルート、河南東ルート）

隣の駅

西日本旅客鉄道（JR西日本）
和歌山線
中飯降駅 - 妙寺駅 - 大谷駅

（快速・普通列車）

脚注

利用状況出典：和歌山県統計年鑑

外部リンク

妙寺駅｜駅情報：JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
【ユキサキNAVI】JR和歌山線妙寺駅 - ユキサキナビ
* 妙寺駅 | みんなで乗ろう！- 和歌山線活性化検討委員会

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