妻有大橋

妻有大橋は、新潟県十日町市の信濃川に架かる、新潟県道340号十日町千手線に属する橋長399.2mの橋梁です。

概要

1984年度に十日町市と川西町が共同で事業に着手し、1988年度からは市町村代行橋梁整備事業として新潟県が引き継ぎました。8年の歳月と26億5,500万円の事業費を投じて建設され、1992年5月16日に開通しました。

橋の袂には、雪の結晶を模した4基の親柱が設置されています。歩道の高欄には火焔型土器をデザインしたアクセントパネルが20基設置され、3か所のバルコニーと12基の照明灯が備えられています。東詰には、2003年の第2回大地の芸術祭で制作された妻有大橋ポケットパークがあります。

近隣には、下流側に国道252号の栄橋、上流側に国道253号の十日町橋が架かっています。

構造

形式: 3径間RC床版連続箱桁橋（2連）
橋長: 399.200 m
支間割: (3×66.100 m) + (3×66.100 m)
幅員: 10.000 m
車道: 7.500 m
歩道: 片側2.500 m
施工: 石川島播磨重工業、川崎重工業、川田工業、駒井鉄工、日本鋼管、宮地鐵工所
架設工法: 手延べ送出し工法

周辺情報

妻有大橋は、地域の生活を支えるとともに、美しい景観を提供する重要なインフラです。大地の芸術祭のモニュメントが設置されているなど、アートとの融合も図られています。橋を渡る際には、周辺の自然や景観にも目を向けてみてください。

外部リンク

新潟県 十日町地域振興局 地域整備部
十日町市 とおかまち散歩道 橋のある風景
空から見た信濃川・魚野川 - 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
信濃川 妻有大橋下流
* 信濃川 妻有大橋上流

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