姿大橋

姿大橋（すがたおおはし）

姿大橋は、新潟県十日町市を流れる信濃川に架かる橋で、新潟県道285号姿土市停車場線の一部を担っています。橋長は183.7メートルで、鋼4径間単純活荷重合成鈑桁橋という構造形式を採用しています。

概要

信濃川の中流部、河口から70.0km地点の少し上流に位置しています。

形式: 鋼4径間単純活荷重合成鈑桁橋
橋長: 183.7 m
支間割: 4×45 m
幅員:
総幅員: 6 m
有効幅員: 5.5 m
基礎: 井筒基礎

歴史

以前は貝野橋という名の、鋼補剛トラスと鋼主塔を持つ幅3mの吊橋と木桁橋が架かっており、有料道路として利用されていました。しかし、1959年（昭和34年）に木桁部分が流失するなどの被害が発生し、架け替えの必要が生じました。

その後、1965年（昭和40年）秋に永久橋への架け替え工事が開始され、総工費78百万円をかけて建設が進められました。そして、1967年（昭和42年）11月29日に現在の姿大橋が開通し、地域住民の生活を支える重要なインフラとなりました。

周辺情報

姿大橋の周辺地域は、豊かな自然に囲まれており、四季折々の美しい景観を楽しむことができます。橋からの眺めも素晴らしく、信濃川の流れや周囲の山々を望むことができます。また、十日町市は、芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」の開催地としても知られており、橋の周辺にもアート作品が点在しています。

アクセス

姿大橋へは、公共交通機関や自家用車でアクセスできます。最寄りの駅はJR飯山線の土市駅で、駅から徒歩でアクセス可能です。また、関越自動車道の塩沢石打インターチェンジからも比較的アクセスしやすい場所に位置しています。

近隣の観光スポット

清津峡: 日本三大峡谷の一つで、V字型の大峡谷が美しい景勝地です。
美人林: ブナの原生林で、美しい緑に癒されます。

関連情報

新潟県 十日町地域振興局 地域整備部 - 橋梁管理者
十日町市 とおかまち散歩道 橋のある風景
空から見た信濃川・魚野川 - 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
信濃川 姿大橋下流
信濃川 姿大橋

姿大橋は、地域の歴史と人々の生活を繋ぐ、重要な役割を果たしている橋梁です。訪れる際には、その歴史と周辺の自然、景観を合わせて楽しんでみてください。

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