孫児葉

孫児葉（ソン・アソプ）のプロフィールと経歴

孫児葉は1988年3月18日生まれで、韓国の釜山広域市にルーツを持つ外野手です。彼はプロ野球選手として、最初はロッテ・ジャイアンツに所属し、その後NCダイノスで活躍を続けています。改名前の名前は孫光敏で、2007年にロッテ入団を果たしました。

ロッテ・ジャイアンツ時代

孫児葉は2007年にロッテ・ジャイアンツに入団し、プロの道を歩み始めました。1年目は経験を積む中で、主に代打として出場し、チャンスでの打撃の良さを見せました。2008年には規定打席には届かなかったものの、打率が3割を超え、「第二の朴正泰」との期待を背負いました。その後、漢字の名前をアソプに改名することを決意し、2009年に正式に名前を変更しました。

2010年からはチームの打撃において一定の存在感を発揮し、8月には初の2桁本塁打を達成、さらにサヨナラホームランも放って印象的なシーズンを送ります。2011年には主に3番打者として活躍し、ゴールデングラブ賞を受賞しました。2012年には158安打を記録し、初の最多安打タイトルを手に入れます。

2013年にはWBCの韓国代表に選ばれ、シーズン全128試合に出場し、高打率を記録。また、2014年にはアジア大会での活躍により、兵役免除の特典も受けています。2015年には海外移籍を試みますが、契約に至ることはありませんでした。

2017年には再びWBC代表に選出され、193安打を記録して3度目の最多安打にも輝きました。シーズンオフにはFA権を行使し、再びロッテと契約を結びました。2020年には再び打率3割をクリアし、調子の良さを示しました。

NCダイノス時代

2021年からはNCダイノスに移籍。ここでも彼の実力は発揮され続け、2023年には自身初の首位打者を獲得します。今後の成績にも期待がかかります。2024年6月20日、斗山ベアーズ戦でKBOリーグの個人通算安打数を2505本に更新し、新たな記録を打ち立てました。

主な成績

彼のキャリアにおいて、主な獲得タイトルは以下の通りです：

• - 最多安打：4回（2012年、2013年、2017年、2023年）
• - 首位打者：1回（2023年）
• - ゴールデングラブ賞：6回（2011-2014年、2017年、2023年 ）

また、彼はWBCやアジア大会で韓国代表としての国際経験も積んでおり、2007年から2023年にかけて、多様なシチュエーションでの活躍が光ります。彼の背番号は、所属チームによって異なるものの、ロッテ時代は32、99、68、31などがありました。

孫児葉は、韓国プロ野球界において非常に重要な選手であり、その技術やタフさから多数のファンを魅了しています。

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