安倍徹夫

安倍徹夫

安倍徹夫（あべ てつお、1944年8月24日 - ）は、株式会社アンビシャスの代表取締役社長です。北海道で生まれ、その手腕から大京時代には「営業の鬼軍曹」という異名を持っていました。実兄は、横山修二の番頭格と言われた安倍毅夫。

経歴

1968年3月、早稲田大学第一文学部を卒業後、大京観光株式会社（現 株式会社大京）に入社しました。大京ではその営業手腕を発揮し、順調にキャリアを重ねていきます。

1978年12月：大京観光株式会社 取締役
1982年12月：大京観光株式会社 常務取締役
1986年12月：大京観光株式会社 専務取締役

1993年6月、大京を離れ、扶桑レクセル株式会社を設立し、代表取締役社長に就任しました。扶桑レクセルでも独自の経営手腕を発揮し、会社を成長させました。

2004年6月、扶桑レクセルの社長を退任し、新たに株式会社アンビシャスを立ち上げ、代表取締役社長に就任しました。アンビシャスでは、「台」や「山」の付く地名にマンションを供給するという独自の用地選定基準を設け、東日本大震災時にも供給したマンションに被害がなかったことが特筆されます。設立からわずか1年で急成長を遂げ、首都圏郊外にファミリータイプのマンションを展開する中堅デベロッパーとしての地位を確立しました。

テレビ出演

日経スペシャル ガイアの夜明け「マンション激変 ～始まった値引き合戦の裏側～」（2008年6月17日、テレビ東京） - 首都圏郊外にファミリータイプのマンションを展開する中堅デベロッパーとして、アンビシャスが取材を受けました。

関連人物

横山修二：大京創業者。安倍徹夫が在籍していた大京の創業者であり、その薫陶を受けたと見られます。
林家ペー：高校3年時に高田馬場のアパートで隣同士だったという縁があります。意外な交友関係が窺えます。

安倍徹夫は、大京での豊富な経験と、扶桑レクセル、アンビシャスでの経営を通じて、不動産業界に大きな足跡を残しました。独自の視点と徹底した現場主義で、数々の実績を築き上げてきた人物と言えるでしょう。

もう一度検索