安心院インターチェンジ

安心院インターチェンジ：東九州自動車道の要

安心院インターチェンジ（あじむインターチェンジ）は、大分県宇佐市安心院町飯田に位置する東九州自動車道（宇佐別府道路）のインターチェンジです。一般国道10号と並行する自動車専用道路である宇佐別府道路上にあり、地域住民の利便性向上に大きく貢献しています。バス停留所も併設されているため、公共交通機関のハブとしての役割も担っています。

歴史

安心院ICは、1993年3月29日、院内IC～速見IC間の開通と同時に供用を開始しました。その後、2018年8月5日には、大分自動車道速見支線と大分自動車道本線（速見IC～日出JCT～大分米良IC）の名称が東九州自動車道に変更され、それに伴い、安心院ICのインターチェンジ番号も「9-2」に変更されました。近年では、交通インフラの高度化に伴い、2024年3月18日には料金所がETC専用化される予定です。

周辺環境

インターチェンジ周辺には、宇佐市安心院支所や家族旅行村安心院などがあり、行政機関やレクリエーション施設へのアクセスも良好です。周辺地域は自然豊かな環境に恵まれており、観光地としての魅力も併せ持っています。

道路接続

安心院ICは、直接的には大分県道42号山香院内線と接続しています。間接的には国道500号にもアクセス可能です。東九州自動車道を利用して、周辺地域へのアクセスはもちろんのこと、広域的な移動も容易に行うことができます。

料金所

料金所のブース数は、入口が2ブース（ETC専用1ブース、サポート1ブース）、出口が2ブース（ETC専用1ブース、サポート1ブース）で、合計4ブースです。ETCの利用促進により、スムーズな通行が可能となっています。

バス停

高速バスの停留所としての役割も担っており、バス事業者間では「高速安心院」という名称で親しまれています。かつては西鉄バス北九州運行の高速バス「北九州～別府・大分線（ゆのくに号）」や、大交北部バスの快速中津大分線が停車していましたが、現在は運行休止、または路線廃止となっているため、現在停車しているバスはありません。

隣接インターチェンジ

安心院ICの隣接インターチェンジは、E10東九州自動車道（宇佐別府道路）の院内IC（9-1）と大分農業文化公園IC（9-3）です。これらのインターチェンジと連携することで、より広範囲な地域をカバーする交通ネットワークを形成しています。

まとめ

安心院ICは、東九州自動車道の重要なインターチェンジとして、地域経済の活性化や住民生活の向上に貢献しています。今後、ETC専用化が進むことで、更なる利便性の向上が期待されます。周辺地域への観光客誘致など、更なる発展が期待される交通インフラです。

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