宍戸清志

宍戸清志について

宍戸清志（ししど きよし）は、1948年1月28日に東京都葛飾区で生まれた元大相撲力士です。伊勢ヶ濱部屋に所属し、最高位は西幕下34枚目でした。身長180.3cm、体重105kgと恵まれた体格の持ち主でした。

大相撲での活躍

1965年11月に初土俵を踏み、力士としてのキャリアをスタートさせました。宍戸は、大相撲の公傷制度が適用された最初の力士として知られています。1972年3月場所、朝ノ花との対戦中に右膝の関節を脱臼するというアクシデントに見舞われました。この怪我が原因で、翌5月場所には自己最高位である西幕下34枚目で公傷休場を余儀なくされました。しかし、公傷休場明けの7月場所では1勝6敗と大きく負け越し、結果としてこの地位が力士人生における最高位となりました。

引退とその後

初土俵から約8年後の1973年5月場所をもって、宍戸は力士を廃業しました。通算成績は46場所で147勝147敗21休というものでした。引退後は、地元である葛飾区内でちゃんこ料理屋「若瀬川」を経営し、第二の人生を歩み始めました。力士時代に培った経験を生かし、多くの人に愛されるお店として人気を博しました。

力士としての特徴

宍戸は、怪我に見舞われるまでは、将来を嘱望される力士の一人でした。公傷制度の適用第一号となったことは、彼のキャリアにおいて大きな転換点となりました。

改名歴

現役時代には、宍戸から勝己山、そして再び宍戸へと改名しています。

その他

宍戸の記録や情報は、大相撲の世界において重要な史実として記録されています。彼の存在は、大相撲の歴史においても、その功績とともに語り継がれていくことでしょう。


[参考資料]

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