宝林寺 (兵庫県上郡町)

宝林寺は、兵庫県赤穂郡上郡町河野原に位置する真言宗の寺院です。この寺院は、かつて臨済宗の十刹の一つとして数えられていました。

歴史

宝林寺は、室町時代に守護大名であった赤松則祐によって創建され、雪村友梅を開山として迎えられました。当初は臨済宗の寺院として栄えましたが、嘉吉の乱で赤松氏が没落すると、山名氏によって寺領が押領されてしまいました。その後、江戸時代に入り、真言宗へと改宗し、現在に至ります。

文化財

宝林寺には、数多くの文化財が所蔵されており、その中でも特に重要なものとして、兵庫県指定有形文化財に指定されている以下の坐像が挙げられます。

赤松円心坐像
赤松則祐坐像
雪村友梅坐像
覚安尼坐像

これらの坐像は、宝林寺の歴史と深く結びついており、寺院の歴史的価値を物語る貴重な文化遺産です。

交通アクセス

宝林寺へのアクセスは、以下の通りです。

自動車
山陽自動車道龍野西インターチェンジから西へ約40分
中国自動車道佐用インターチェンジから南へ約30分
電車
* 智頭急行智頭線、河野原円心駅より徒歩で5分


宝林寺は、静寂な山間に佇む歴史ある寺院であり、多くの人々がその歴史と文化に触れるために訪れています。

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