宮中橋

宮中橋は、新潟県十日町市小原と宮中を結ぶ信濃川に架かる、全長262メートルの桁橋です。国道353号の一部として、地域住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

概要

宮中橋は、旧中里村において信濃川の左右両岸を結ぶ唯一の橋です。橋の上流側には宮中取水ダムが位置しています。

構造

宮中橋の主な構造は以下の通りです。

形式: 鋼3径間連続鈑桁橋（主径間1連分）
橋長: 261.7メートル
支間割: 62.5メートル + 76.0メートル + 62.5メートル
幅員: 8.5メートル
総鋼重: 546トン (主径間1連分: 529トン)
床版: 鉄筋コンクリート
施工: 石川島播磨重工業

歴史

宮中橋の歴史は、地域の発展とともに歩んできました。初代の橋梁は1950年（昭和25年）3月28日に架けられました。

現在の橋梁は、1969年（昭和44年）に新潟県によって県道高田松之山六日町線の新設橋梁事業として着工され、9年の歳月を経て1977年（昭和52年）10月24日に開通しました。建設途中の1975年（昭和50年）には、国道353号に指定されています。

宮中橋は、地域の交通を支える重要なインフラとして、今日もその役割を果たし続けています。その美しい姿は、十日町市の風景に溶け込み、訪れる人々を魅了しています。

外部リンク

新潟県 十日町地域振興局 地域整備部
空から見た信濃川・魚野川 - 北陸地方整備局 信濃川河川事務所
信濃川 宮中橋・宮中取水ダム
* 十日町市 とおかまち散歩道 橋のある風景

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