宮城県道・福島県道107号赤井畑国見線

宮城県道・福島県道107号赤井畑国見線

宮城県道・福島県道107号赤井畑国見線は、宮城県白石市から福島県伊達郡国見町へと至る一般県道です。この路線は、両県を結ぶ重要な役割を担っています。

路線概要

起点: 宮城県白石市小原字赤井畑（宮城県道46号白石国見線交点）
終点: 福島県伊達郡国見町藤田字一丁田（国見町役場入口交差点・国道4号交点）
総延長: 不明 (福島県区間: 8.011 km)
実延長: 13.2409 km（宮城県区間: 5.2299 km、福島県区間: 総延長に同じ）
路線認定年月日: 1959年8月31日

路線状況

路線の起点から約400メートルと国見町市街地を通る主要部分は舗装されています。しかし、県境に位置する山崎峠の前後数キロメートルにわたる区間は未舗装路となっており、分岐する林道との区別がつきにくい状況です。また、白石市小原地内には七里沢隧道という県道唯一のトンネルがありますが、老朽化が著しく、通行には危険が伴います。そのため、特に七里沢隧道周辺と山崎峠の間は事実上、廃道状態となっています。

幅員が狭小な区間も存在することから、現在ではこの区間に通年通行止め規制が敷かれており、並行する宮城県道・福島県道46号白石国見線が迂回路として利用されています。

冬期交通不能区間

福島県境～国見町石母田字柱田（5.1 km）

道路施設

七里沢隧道

宮城県白石市小原地内にある、宮城県内で唯一の素掘りの県道トンネルです。1953年（昭和28年）に竣工し、長さは110m、高さは3.0mです。しかし、老朽化が進行しており、通行には注意が必要です。

山崎橋

全長：40.4m
幅員：9.9m
竣工：1970年

国見町山崎字新田山と同町字上新田に位置し、東北自動車道を超える跨道橋です。

太田川橋

全長：16.6m
幅員：8.2m
竣工：1973年

国見町山崎字荒沢から同町字山道、寺前にかけて、一級水系である阿武隈川水系の滝川を渡ります。橋上は上下対面通行が可能ですが、センターラインや歩道は設置されていません。

通過する自治体

宮城県
白石市
福島県
伊達郡国見町

交差する道路

白石市内
宮城県道・福島県道46号白石国見線
国見町内
国道4号・福島県道320号五十沢国見線（終点）

沿線情報

JR東北本線藤田駅
国見町観月台文化センター
国見郵便局
国見町役場

脚注

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関連項目

宮城県の県道一覧
福島県の県道一覧

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