宮城県道11号塩釜港線

宮城県道11号塩釜港線は、宮城県塩竈市内に位置する主要地方道であり、塩釜港（仙台塩釜港塩釜港区）と国道45号を結ぶ、全長999.7mの比較的短い路線です。塩釜港は、塩釜漁港とは異なる場所に位置しています。

路線の特徴

この路線の起点は塩竈市貞山通にあり、塩釜港に面しています。起点周辺には東ふ頭への案内標識が設置されており、港湾施設へのアクセスをサポートしています。起点から東へ進むと、油槽所が立ち並ぶエリアに入り、道路の上を油送管が何本も横切る独特の景観が見られます。

路線データ

実延長：999.7m
起点：塩竈市貞山通（塩釜港）
終点：塩竈市港町（国道45号交点、宮城県道10号塩釜亘理線重複区間）

歴史

1993年（平成5年）5月11日に、建設省（現在の国土交通省）によって、県道塩釜港線が主要地方道に指定されました。これにより、広域的な道路ネットワークにおける重要性が認められました。

地理

塩竈市内のみを通過します。

接続する道路

宮城県道23号仙台塩釜線（塩竈市港町２丁目）
* 国道45号（宮城県道10号塩釜亘理線重複）（終点）

路線の役割

塩釜港線は、塩釜港と国道45号を接続することにより、港湾からの物流を円滑にする役割を担っています。特に、起点付近の油槽所地区は、石油製品の輸送において重要な拠点となっており、この路線はその活動を支える上で不可欠です。また、宮城県道23号仙台塩釜線や宮城県道10号塩釜亘理線と接続することで、広範囲な地域へのアクセスを提供しています。

短い路線ではありますが、塩竈市の産業と物流を支える重要な役割を果たしている道路と言えるでしょう。

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