宮城県道220号牡鹿半島公園線

宮城県道220号牡鹿半島公園線、通称「牡鹿コバルトライン」は、宮城県牡鹿郡女川町浦宿浜から石巻市鮎川浜に至る、全長約34kmの一般県道です。かつては有料道路でしたが、1996年に無料開放され、現在に至ります。

ルートの概要

起点の女川町浦宿浜から国道398号との重複区間を経て、牡鹿半島の中央部を縦断します。終点の石巻市鮎川浜は、かつて捕鯨で栄えた地域です。この道路は、宮城県道2号石巻鮎川線とともに、牡鹿半島や金華山へのアクセスに重要な役割を果たしています。

震災からの復興

2011年の東日本大震災で甚大な被害を受け、長期間にわたり通行止めとなりました。度重なる災害に見舞われましたが、復旧工事が進められ、2014年4月30日に全線開通を果たしました。

道路の特徴

無料開放後の道路整備により、路面状況は良好な区間が多く、快適なドライブを楽しめます。片側1車線が確保されたワインディングロードとなっており、運転の醍醐味を味わえます。

ルート沿いの魅力

景観: 道路の大部分が三陸復興国立公園の第2種特別地域に指定されており、豊かな自然を満喫できます。半島の南側区間からは金華山を望むことができ、秋には紅葉の名所としても知られています。
展望スポット: 稜線上からは女川湾を見下ろせる展望地点があります。牡鹿半島の先端部付近には、太平洋と金華山を一望できる御番所展望所や御番所公園があり、絶景を楽しめます。

通過する自治体

宮城県
牡鹿郡女川町
石巻市

交差する道路

国道398号
宮城県道41号女川牡鹿線
宮城県道2号石巻鮎川線
町道谷川鬼形線

周辺施設

おしか御番所公園
きぼうのかね商店街
女川温泉ゆぽっぽ
* 大六天展望台

牡鹿コバルトラインは、美しい景色と快適なドライブが楽しめる、牡鹿半島観光には欠かせない道路です。

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