宮城県道52号亘理村田蔵王線

宮城県道52号亘理村田蔵王線

宮城県道52号亘理村田蔵王線は、宮城県亘理郡亘理町から刈田郡蔵王町へと至る主要地方道です。この路線は、2019年3月に県道52号亘理村田線と県道222号寄井蔵王線が統合されることで誕生しました。

概要

この県道は、亘理町逢隈田沢の国道6号との交差点から始まり、柴田町、村田町を経由し、蔵王町の宮城県道25号岩沼蔵王線との交差点へと続いています。角田市と柴田町の間に位置する阿武隈川には、宮城県道最長（2022年現在で777.7m）の槻木大橋が架かっています。この橋は県道28号丸森柴田線との重複区間となっています。

以前は柴田町と村田町の間には1～1.5車線の狭い区間が存在していましたが、改良工事が進み、旧県道52号亘理村田線と仙南東部広域農道蔵王さくらロード付近は、現在では快適な走行が可能な道路となっています。しかし、旧県道222号寄井蔵王線の村田町から蔵王町にかけての峠道には、依然として1～1.5車線の狭い区間が残っています。

路線データ

実延長：18.6968km
起点：亘理郡亘理町逢隈田沢（田沢交差点＝国道6号交点）
終点：刈田郡蔵王町塩沢（交差点＝宮城県道25号岩沼蔵王線交点）

歴史

1993年（平成5年）5月11日：建設省により、県道東根逢隈線、県道丸森柴田線の一部、県道柴田大河原線の一部、県道柴田村田線が亘理村田線として主要地方道に指定。
2009年（平成21年）12月11日：柴田郡村田町小泉～村田町沼辺の道路改良工事（1.72km区間）が完了し開通。
2019年（令和元年）3月29日：県道52号亘理村田線と県道222号寄井蔵王線を統合し、県道52号亘理村田蔵王線に改称。

路線状況

重複区間

宮城県道28号丸森柴田線：角田市鳩原瀬ノ木橋 - 柴田郡柴田町槻木
宮城県道14号亘理大河原川崎線：柴田郡村田町小泉 - 柴田郡村田町沼辺

地理

通過する自治体

亘理郡
亘理町
角田市
柴田郡
柴田町
村田町
刈田郡
蔵王町

交差する道路

統合前の2路線間は宮城県道14号亘理大河原川崎線が交差していました。統合後はこの区間を重複区間として含んでいます。

旧 県道52号亘理村田線

国道6号（亘理郡亘理町逢隈田沢、起点）
宮城県道28号丸森柴田線・丸森 角田方面（角田市鳩原瀬ノ木橋）
国道4号（柴田郡柴田町槻木）
宮城県道28号丸森柴田線・仙台方面、宮城県道117号槻木停車場線（柴田郡柴田町槻木）
宮城県道14号亘理大河原川崎線・川崎方面（柴田郡村田町小泉、旧終点）

旧 県道222号寄井蔵王線

宮城県道14号亘理大河原川崎線・大河原 亘理方面（柴田郡村田町沼辺、旧起点）
仙南東部広域農道蔵王さくらロード（柴田郡村田町沼田）
宮城県道25号岩沼蔵王線（刈田郡蔵王町塩沢、終点）

沿線の施設

JR常磐線 逢隈駅（亘理郡亘理町逢隈下郡）
柴田町立槻木小学校（柴田郡柴田町槻木駅西）
村田町立村田第二小学校（柴田郡村田町沼辺）
村田町立村田第二中学校（柴田郡村田町沼辺）

関連項目

* 宮城県の県道一覧

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