宮城県道7号石巻港線

宮城県道7号石巻港線

宮城県道7号石巻港線は、宮城県石巻市内の石巻港を起点とし、国道398号を終点とする主要地方道です。全長は約900メートルと比較的短い路線ですが、石巻市の港湾地域と市街地を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

本路線は、石巻港と国道398号を結ぶ役割を担っています。東日本大震災以前は、石巻市の市街地を通る狭隘な路線であり、一部区間は一方通行となっていました。しかし、2011年の東日本大震災によって沿線地域は津波の甚大な被害を受けました。震災後、周辺地域では大規模な復興工事が実施され、本路線についても都市計画道路「大街道石巻港線」の一部として道路整備が行われました。その結果、全線にわたって対面通行が可能となり、交通の円滑化が図られています。

路線データ

起点：石巻市門脇町二丁目
終点：石巻市中央二丁目
実延長：901.8m

沿線の施設

網地島ライン 中央乗り場：石巻港から網地島へのフェリーが発着する。
いしのまき元気いちば：地元の海産物や特産品を販売する市場。

歴史

1954年（昭和29年）12月27日：宮城県告示第934号により、主要地方道24号「石巻港線」として認定（石巻港～石巻市仲町の県道石巻女川線分岐まで）。
1993年（平成5年）5月11日：建設省（現在の国土交通省）により、主要地方道に指定される。
1993年（平成5年）10月19日：県道番号が決定。県道7号に変更（12月1日施行）。
2011年（平成23年）3月11日：東日本大震災により沿線が甚大な被害を受ける。

地理

通過する自治体

宮城県石巻市

交差する道路

国道398号（終点）

まとめ

宮城県道7号石巻港線は、震災からの復興を経て、石巻市の重要な交通インフラとして生まれ変わりました。港と市街地を結び、地域経済の活性化に貢献する役割を担っています。

関連項目

宮城県の県道一覧

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