宮渕 (松本市)

宮渕（みやぶち）

宮渕は、長野県松本市の市街地北西に位置する町名で、1丁目から3丁目までが存在します。住居表示が実施されており、郵便番号は390-0862です。住宅が多く立ち並ぶエリアとなっています。

概要

地形的には、城山の南側の裾野にあたるため、坂道が多いのが特徴です。高台からは松本市内を一望できる景観が広がります。1丁目には県道平田新橋線（旧国道19号）が通っており、通勤時間帯には宮渕や隣接する城西地区で交通渋滞が発生することがあります。

勢伊多賀神社の麓から、旧国道からさらに古い道が分岐しており、丸の内中学校付近で旧国道と合流します。この旧道沿いには、連銭観音と馬頭観音を祀る日向観音堂があります。この観音堂は、平安時代末期の武将、巴御前にゆかりがあるとされ、「源平盛衰記」にもその記述が残されています。

旧国道周辺はかつて湿地帯であったため、現在も水はけが悪い場所があります。また、奈良井川を挟んだ島立地区には、大字宮渕として飛び地が存在します。

かつて宮渕は、宮渕本村や新橋地区とともに宮淵村を構成していました。地域内には、簗場（やなば）、日向、宮崎町といった俗地名も残っています。かつては「宮淵」と旧字体で表記されていましたが、現在は「宮渕」と表記が変更されています。

歴史

1967年（昭和42年）7月1日に、宮渕1丁目から3丁目で住居表示が実施されました。この住居表示の実施に伴い、以下の地区が分離しました。

宮渕本村 (松本市)
新橋 (松本市)

世帯数と人口

2018年（平成30年）10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的な世帯数と人口はデータが不足しているため記述できません）

交通

長野県道295号平田新橋線

施設

猿田彦神社
勢伊多賀神社
本門仏立宗随応寺
貞享騒動の義民塚
松本市立丸ノ内中学校

関連項目

宮渕 - 曖昧さ回避のページ

脚注

* （脚注に関する記述は、元の情報に具体的な内容がないため省略します）

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