宮田拓哉

宮田 拓哉

人物概要

宮田 拓哉（みやた たくや）氏は、1988年7月11日生まれ、大阪府出身の日本の元ラグビー選手です。主にバックスとして、ウィング（WTB）やフルバック（FB）のポジションを務めました。身長174cm、体重83kgという体格で、ニックネームは「タク」でした。

経歴

宮田氏がラグビーを始めたのは、中学時代の顧問の先生からの誘いがきっかけでした。この出来事が、彼のその後のラグビー人生の第一歩となります。

中学卒業後、全国屈指のラグビー強豪校として知られる東海大学付属仰星高等学校（現：東海大学付属大阪仰星高等学校）に進学し、高校ラグビーの世界で頭角を現しました。高校在学中にはその才能が認められ、高校日本代表に選出される栄誉に輝いています。また、記念すべき第30回の高校東西対抗試合には、西軍の一員として出場し、その実力を示しました。この高校時代の同級生には、後にトップリーグなどで活躍する新井慶史氏、緑川昌樹氏、山中亮平氏などがいました。

2007年に東海大仰星高校を卒業後、東海大学へ進学。大学ラグビー部でも重要な選手として活躍しました。東海大学時代の4年間では、日本代表として活躍したリーチマイケル氏、三上正貴氏をはじめ、森川海斗氏など、後に日本のトップレベルでプレーする数多くの才能豊かな選手たちと同級生として共に汗を流し、切磋琢磨しました。また、高校時代から引き続き同級生であったメンバーには、稲橋良太氏、木津武士氏、中川昌彦氏、新田浩一氏、前川鐘平氏らがおり、長年にわたる絆を深めました。

2011年に東海大学を卒業した宮田氏は、トップリーグに所属するクボタスピアーズ（現在のクボタスピアーズ船橋・東京ベイ）に加入し、プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせました。クボタスピアーズではウィングやフルバックとしてチームに貢献。2012年9月8日に行われたトップイーストリーグ（当時）の開幕節、日野自動車レッドドルフィンズとの試合に先発メンバーとして出場し、これがクボタスピアーズでの公式戦デビューとなりました。その後もチームの一員として約6年間プレーを続けましたが、2017年にクボタスピアーズを退団しました。

ラグビー選手としてのキャリアを通じて、宮田氏は攻撃的なバックスとして、スピードとフットワークを活かしたプレーでチームの勝利に貢献しました。中学時代の恩師との出会いから始まった彼のラグビー人生は、強豪校での厳しい練習、高校日本代表での経験、そして大学、社会人リーグでのレベルの高い競争を経て、多くの経験と実績を積み重ねました。

主な所属チーム

• - 東海大学付属仰星高等学校
• - 東海大学
• - クボタスピアーズ

ポジション

• - ウィング (WTB)
• - フルバック (FB)

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