富山信号場

富山信号場（ふざんしんごうじょう）

富山信号場は、台湾鉄路管理局（台湾鉄路）南廻線に存在した廃止された信号場です。台湾南東部の台東県大武郷に位置していました。

歴史

南廻線の建設時、大武駅と瀧渓駅間の距離が11.1kmと長く、列車交換を行う必要性から、この場所に信号場が設けられました。当初は、ホームや駅名標も設置され、駅としての機能も備えていました。しかし、南廻線が正式に開業する前の1991年12月12日に、信号場としての役割を終え、廃止となりました。

特筆すべき点として、屏東駅ではごく短期間、この富山信号場までの硬券が発売されたことがあり、鉄道ファンにとっては非常に貴重なアイテムとなっています。

駅構造

富山信号場は、相対式ホーム2面2線の地上駅として建設されました。しかし、現在は海側の線路が撤去され、山側の通過線のみが残っています。ホームや駅舎は、現在もその姿をとどめています。

利用状況

南廻線が開通した後も、この信号場が使用されることはありませんでした。これは、輸送量が少なく、列車本数も限られていたためです。したがって、富山信号場は開業することなく、廃止に至りました。

年別の利用状況の推移は以下の通りです。

（※データが提供されていないため、具体的な数値は記載できません）

駅周辺

富山信号場の周辺には、雄大な太平洋が広がっています。

隣の駅

台湾鉄路管理局

南廻線

大武駅
富山信号場
* 瀧渓駅

出典

(※出典に関する情報が提供されていないため、具体的な出典は記載できません)

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