富岡駅

富岡駅 (とみおかえき)

福島県双葉郡富岡町にある、JR東日本常磐線の駅です。福島県内では最東端に位置しています。

歴史

1898年（明治31年）8月23日：日本鉄道の駅として開業。
1906年（明治39年）11月1日：国有化により官設鉄道の駅となる。
1909年（明治42年）10月12日：常磐線の所属となる。
1949年（昭和24年）6月1日：日本国有鉄道（国鉄）発足。
1982年（昭和57年）2月1日：貨物取扱廃止。
1984年（昭和59年）2月1日：荷物取扱廃止。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
2011年（平成23年）3月11日：東日本大震災による津波で駅舎が流失。福島第一原子力発電所事故の影響で警戒区域となり、立ち入りが規制される。
2015年（平成27年）1月13日：ホーム上屋および跨線橋を解体。
2017年（平成29年）
2月16日：竜田駅 - 原ノ町駅間の代行バスが当駅に停車開始。
4月1日：代行バス停留所を駅前広場に変更。
10月21日：竜田駅 - 当駅間の運転再開。新駅舎の供用を開始。同区間の代行バス運行終了。駅舎隣接の「さくらステーションKINONE」が営業開始。
2020年（令和2年）3月14日：当駅 - 浪江駅間が運転再開。東京近郊区間に編入。ICカード「Suica」利用可能。「Smart Station for EXPRESS」導入に伴い無人化。
2021年（令和3年）10月31日：駅内の物販・飲食併設店舗「さくらステーションKINONE」が閉店。
2022年（令和4年）2月1日：「さくらステーションKINONE」跡地に富岡町観光協会観光案内所がオープン。
2024年（令和6年）10月1日：えきねっとQチケのサービスを開始。

駅構造

2面3線のホームを持つ地上駅です。ホームと駅舎は跨線橋で連絡しています。東日本大震災で全壊したため、津波対策を施し、震災前の位置から北に100メートルほど移設し、交通広場とともに再整備されました。

現在は、いわき統括センター（いわき駅）が管理する無人駅となっています。駅舎内には、自動券売機（Suica対応）、話せる指定席券売機、簡易Suica改札機、乗車駅証明証発行機、運行情報ディスプレイが設置されています。

2017年10月の常磐線竜田駅 - 富岡駅間の運転再開に合わせて、物販・飲食併設店舗「さくらステーションKINONE」がオープンしましたが、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、2021年10月末に閉店しました。その後、店舗跡地は富岡町観光協会の観光案内所として活用されています。

のりば

ホーム	路線	方向	行先
-	---	-------	-----
1	■常磐線	上り	いわき・水戸・上野方面

2・3	■常磐線	下り	原ノ町・仙台方面

利用状況

JR東日本によると、2000年度から2018年度の1日平均乗車人員の推移は以下の通りでした。

(※具体的な数値は省略)

駅周辺

富岡町は双葉郡の中心となる町で、駅周辺は海に近いエリアです。福島第一原子力発電所事故の影響で一時立ち入りが制限されていましたが、2017年4月に避難指示が解除され、現在は自由に立ち入りが可能です。

バス路線

駅前にある「富岡駅前」停留所からは、新常磐交通の町内循環バスや、いわき、川内、浪江方面への路線が発着しています。

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■常磐線

特急「ひたち」停車駅
普通
竜田駅 - （金山信号場） - 富岡駅 - 夜ノ森駅
※金山信号場は廃止

脚注

(※省略)

記事本文

(※省略)

出典

(※省略)

報道発表資料

(※省略)

新聞記事

(※省略)

利用状況

(※省略)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]
東日本大震災による鉄道への影響
日本の都道府県の東西南北端の駅の一覧

外部リンク

* 駅の情報（富岡駅）：JR東日本

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