寧波工程学院

寧波工程学院概要

寧波工程学院（ねいはこうていがくいん、英語: Ningbo University of Technology）は、中国浙江省寧波市に拠点を持つ公立の高等教育機関です。本校は1983年に設立され、2004年には大学としての地位を得ました。通称は「寧工」で、2020年3月時点での在籍学生数は約13,470人、教職員数は875人です。敷地面積は約1800畝に及び、広大なキャンパス環境で学生たちは学んでいます。

学校の歴史

寧波工程学院の歴史は、1983年に設立された寧波高等専科学校に遡ります。その後、1995年には寧波交通学校が設立され、2000年には寧波交通学校と高級技工学校が統一して「寧波交通職業技術学院」へと変革しました。さらに、2004年5月19日には、教育部より寧波高等専科学校が寧波工程学院に昇格することが正式に認められました。これにより、学校はより多様な教育プログラムを提供できるようになりました。

また、2012年には同済大学と協力し、杭州湾新区に自動車学院を設置するなど、地域の産業ニーズに応えるための努力も行っています。

拠点と校訓

寧波工程学院は複数の校舎を持ち、主に3つのキャンパスがあります。江北区の風華校区、海曙区の翠柏校区、そして慈渓市の杭州湾校区です。校訓は「知行合一」であり、理論と実践の統合を重視する教育方針を表しています。これに基づく教育によって、学生は単に知識を学ぶだけでなく、それをどう活かすかも重視されています。

学部と学院

大学内には多様な分野で学ぶための学院が設置されています。「学院」や「系」は、日本の大学の学部にほぼ相当し、各々が専門的な学問を追求しています。主な学院には、電子・情報工程学院、建築工程学院、機械工程学院、交通学院、化学工程学院、材料学院などがあります。また、経済管理学院や外国語学院、人文学院、国際交流学院、成人教育学院、社会科学部、体育教学部も存在し、各分野に特化した多くのプログラムが提供されています。

附属機関には図書館があり、約132.9万冊の蔵書が整備されています。

大学のリーダーシップ

大学のリーダーシップは、学長の呂忠達氏と党委書記の蘇志剛氏によって担われています。彼らのもとで、大学は質の高い教育を提供し、地域社会や国際社会に貢献することを目指しています。

国際的な関係

寧波工程学院は国際交流にも力を入れており、日本文理大学など、海外の大学との協定も結んでいます。これにより、学生たちは国際的な視野を広げる機会を得ることができます。

外部リンク

公式ウェブサイトもあるため、詳細情報や最新のプログラムなどについては直接ウェブサイトを訪れることをお勧めします。

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