寺崎昭久

寺崎 昭久について

寺崎 昭久（てらさき あきひさ）は、1936年5月25日に北海道で生まれた日本の政治家で、元民主党の参議院議員として2期にわたり活動していました。彼の政治キャリアは、労働運動や地方政治への貢献に根ざしており、その生涯は多くの人々に影響を与えました。

学歴とキャリアのスタート

寺崎は1961年に茨城大学文理学部を卒業し、その後日産自動車に入社しました。彼は企業内での労働運動に積極的に関与し、日産労連の副会長や自動車総連の副会長を歴任しました。これらの役職を通じて、労働者の権益向上に尽力しました。

政治家としての道

寺崎は1989年に行われた第15回参議院議員通常選挙において比例区から民社党で立候補し、見事当選を果たします。その後、1994年に新進党の結党に参加し、政界での影響力をさらに広げていきました。新進党が解散した後は新党友愛を経て、民主党に合流しました。

彼の政治活動は、労働政策や社会福祉の強化に焦点を当てており、地方自治体や労働者の声を政治に反映させることに努めました。寺崎は2期目を務めた後、2001年の第19回参議院議員通常選挙には立候補せず、政治の舞台から引退しました。

最晩年と死去

寺崎は2017年10月15日に、千葉県鎌ケ谷市の病院で咽頭がんのため逝去しました。享年81歳でした。彼の死は、日本の政治界にとって大きな損失となりました。自らの信念に基づいて労働者の権利を守り、社会の公正を追求した彼の姿勢は、今でも多くの人々に記憶されています。

略歴まとめ

• - 出生：1936年5月25日、北海道
• - 学歴：茨城大学文理学部卒業（1961年）
• - 職歴：日産自動車（労働運動に従事）、日産労連副会長、自動車総連副会長
• - 政治歴：1989年（民社党から参院当選）→1994年（新進党結党に参加）→民主党で2期務め
• - 死亡：2017年10月15日、咽頭がんのため

参考文献

彼の生涯や業績については、日外アソシエーツの『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』に記載されています。

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