寺田駅 (京都府)

寺田駅について

概要

寺田駅（てらだえき）は京都府城陽市寺田樋尻にある、近畿日本鉄道（近鉄）京都線の駅です。駅番号はB14で、地域の交通アクセスにおいて重要な役割を果たしています。

歴史の変遷

寺田駅は1928年（昭和3年）の開業以来、地域の発展とともに進化してきました。以下はその主な歴史的な出来事です。

• - 1928年11月3日：奈良電気鉄道の桃山御陵前駅から西大寺駅（現・大和西大寺駅）間の開通に伴い、寺田駅が開業しました。
• - 1963年10月1日：奈良電気鉄道が合併し、近畿日本鉄道京都線の駅となりました。
• - 2007年4月1日：ICカード「PiTaPa」が使用開始され、利便性が向上しました。
• - 2019年3月23日：駅の上下線ホームにエレベーターが新たに設置され、トイレも改修されました。
• - 2021年8月31日：駅の西側に交通広場が完成し、アクセスも便利になりました。
• - 2024年1月10日：駅係員が時間帯によって配置されることが決定し、城陽市内では唯一の有人駅となります。

駅の構造

寺田駅は相対式2面2線の地上駅です。改札とコンコースは地下に、ホームは地上に設けられており、両ホームからアクセス可能です。ホームの有効長は6両であり、PiTaPaやICOCAに対応した自動改札機と自動精算機も設置されています。このように、通勤や通学に利用しやすい環境が整えられています。

利用状況

2023年11月7日の時点で寺田駅の1日乗降人員は7,210人で、城陽市内では最も多くの利用がありました。

駅周辺の施設

寺田駅は城陽市の中心的な駅の一つで、周辺には多くの公共施設や商業施設が分布しています。

東口周辺

• - 城陽市役所（徒歩約10分）
• - 城陽駅（徒歩約15分）
• - 城陽寺田郵便局
• - JA京都やましろ城陽支店
• - ライフ寺田店
• - 文化パルク城陽
• - 城陽市立図書館
• - 城陽市歴史民俗資料館
• - プラネタリウム

西口周辺

• - 京都府道282号内里城陽線
• - 京都中央信用金庫寺田支店
• - 城陽市立寺田西小学校
• - 城陽市立西城陽中学校
• - 城陽インターチェンジ

公共施設は主に東口に集中し、飲食店は西口に多く立地しています。また、西側駅前広場の工事に伴い、新しく歩道が整備され、駅前の交通環境も改善されています。

バス路線

寺田駅近くには、多数のバス路線が運行されています。

• - 城陽さんさんバス
• - プラムイン城陽長池線（「寺田駅東口」停留所）

- 水主団地、鴻ノ巣台方面行き

• - 鴻ノ巣山運動公園近鉄寺田線（「近鉄寺田」停留所）

- 保険センター、深谷方面行き

これらのバス路線は、いずれも京都京阪バスによって運行されていますので、乗車時には停留所の位置にも注意が必要です。

隣接駅

近畿日本鉄道の京都線において、寺田駅の隣には以下の駅があります。

• - 久津川駅 (B13)
• - 寺田駅 (B14)
• - 富野荘駅 (B15)

急行列車は通常、寺田駅を通過しますが、文化パルク城陽でのイベント開催時には臨時停車します。

このように寺田駅は、地域の交通の要所としてだけでなく、周辺のさまざまな施設やサービスによって、住民や訪問者にとって利便性が高い駅となっています。

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