小倉東インターチェンジ

小倉東インターチェンジ：北九州市の交通結節点

小倉東インターチェンジは、福岡県北九州市小倉南区に位置する九州自動車道のインターチェンジです。小倉北区、小倉南区、戸畑区といった北九州市中心部へのアクセス拠点として機能しており、周辺地域住民や観光客にとって重要な役割を担っています。

歴史と概要

九州自動車道の開通に伴い、1984年3月27日には門司IC～小倉東IC間が開通し、1988年3月31日には小倉東IC～八幡IC間が開通しました。当初は、大分方面への主要な玄関口として、国道10号や北大道路と連携して利用されていました。また、北九州空港への最寄りインターチェンジとしても機能していましたが、東九州自動車道と苅田北九州空港ICが開通したことで、その役割は変化しました。現在でも、苅田・行橋方面に向かう高速バス路線では、小倉東ICが利用されています。

2006年2月26日には、北九州高速1号線と直結するランプが開通。これにより、都市高速道路網との接続も実現し、都市部へのアクセス性が向上しました。北九州高速1号線利用時の料金は、横代料金所で別途支払うシステムとなっており、NEXCO西日本の高速道路料金と一括して支払うシステムとは異なります。これは、太宰府インターチェンジなどの一部インターチェンジと異なる点です。

道路接続状況

小倉東ICは、以下の道路と接続しています。

九州自動車道（E3、2番）
国道10号
北九州高速1号線

料金所

料金所のブース数は、入口3ブース（ETC専用1、ETC/一般1、一般1）、出口7ブース（ETC専用1、一般6）の合計10ブースです。

周辺環境

小倉東IC周辺には、ヤマト運輸小倉東営業所、JRA小倉競馬場、北九州市立大学、小倉南区役所、日豊本線下曽根駅、ザ・モール小倉、サンリブシティ小倉、北九州港など、様々な施設があります。商業施設や公共施設が充実しており、生活利便性も高い地域となっています。

隣接インターチェンジ

九州自動車道

（1-1）新門司IC
吉志PA
（2）小倉東IC
（2-1）北九州JCT

北九州高速1号線

（2）小倉東IC
（101）長野出入口
（102）横代出入口
* （103）若園出入口

まとめ

小倉東インターチェンジは、九州自動車道と北九州高速1号線の接続点として、北九州市の交通ネットワークにおいて重要な役割を担っています。周辺には様々な施設が立地し、利便性も高く、地域経済にも大きく貢献していると言えるでしょう。今後も、北九州市の発展と共に、交通の要衝としてその役割を果たしていくものと期待されます。

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