小吉村 (新潟県西蒲原郡)

小吉(こよしむら)



小吉は、かつて新潟県西蒲原郡に存在したです。1954年7月7日に道上燕市の一部と合併し中之口村となり、その歴史を閉じました。現在の新潟市西蒲区の一部を構成しています。

沿革



小吉は、明治時代の町制施行により、周辺の7つのが合併して誕生しました。その後の合併を経て、昭和の時代に中之口村へと姿を変えました。

1889年明治22年)4月1日:町制の施行に伴い、高野宮、六分、長場、潟浦新、東中、東船越、門田が合併し、小吉が発足。
1901年明治34年)11月1日:西蒲原郡三針村の一部を編入し、小吉を新設。
1954年昭和29年)7月7日西蒲原郡道上燕市の一部(大字真木、姥島、羽黒)と合併し、中之口村となり消滅。

地域



小吉は、以下の大字(合併前の名)で構成されていました。これらの大字は現在、新潟市西蒲区の地名としてその名を残しています。

高野宮(こうのみや):旧高野宮の区域。現在の新潟市西蒲区高野宮。
六分(ろくぶ):旧六分の区域。現在の新潟市西蒲区六分。
長場(ながば):旧長場の区域。現在の新潟市西蒲区長場。
潟浦新(かたうらしん):旧潟浦新の区域。現在の新潟市西蒲区潟浦新。
東中(ひがしなか):旧東中の区域。現在の新潟市西蒲区東中。
東船越(ひがしふなこし):旧東船越の区域。現在の新潟市西蒲区東船越。
門田(もんた):旧門田の区域。現在の新潟市西蒲区門田。

歴代



小柳卯三郎

参考文献



市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年。
角川日本地名大辞典 編纂委員会『角川日本地名大辞典 15 新潟県』(株)角川書店、1989年10月8日。ISBN 4-04-001150-3。

関連項目



新潟県の廃止市町村一覧

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