小島信夫 (実業家)

小島信夫

小島信夫（こじま のぶお、1947年5月1日 - ）は、日本の銀行家、実業家です。京葉銀行の代表取締役頭取、第二地方銀行協会会長などを務めました。

生い立ちと経歴

東京都出身。法政大学経済学部を卒業後、1971年に千葉相互銀行（現在の京葉銀行）に入行しました。入行後は、馬込沢支店長、人事部課長、融資第一部長など、様々な役職を歴任しました。

2000年には取締役に就任し、その後、常務取締役、専務取締役へと昇進を重ね、2008年に代表取締役頭取に就任しました。2009年から2011年までは、横内龍三の後任として第二地方銀行協会会長も兼務しました。

頭取在任中は、勘定系システムの刷新や本部棟の移転など、次世代を見据えた大規模な投資を積極的に進めました。これにより、京葉銀行の経営基盤強化と将来への発展に大きく貢献しました。

2016年に頭取の座を熊谷俊行氏に譲り、京葉銀行代表取締役会長に就任しましたが、2018年には取締役会長を退任し、相談役となりました。

2017年には、長年の経済界への貢献が認められ、旭日中綬章を受章しました。

役職歴

1971年5月：千葉相互銀行（現・京葉銀行）入行
1988年2月：同行人事部人事課長
1990年2月：京葉銀行馬込沢支店長
1992年2月：同行総合企画部総合企画課長
1995年6月：同行四街道支店長
1997年6月：同行融資第一部長
2000年6月：同行取締役東京支店長
2002年6月：同行取締役総合企画部長
2003年6月：同行常務取締役総合企画部長
2006年6月：同行専務取締役
2008年6月：同行代表取締役頭取
2009年5月：第二地方銀行協会会長
2011年5月：第二地方銀行協会会長退任
2016年6月：京葉銀行取締役会長
2018年6月：同行取締役会長退任、相談役

人物像

小島信夫は、銀行経営者として手腕を発揮する一方で、その温厚な人柄でも知られています。常に冷静な判断を下し、周囲からの信頼も厚く、リーダーシップを発揮し、京葉銀行の発展に貢献しました。

また、第二地方銀行協会会長としては、業界全体の発展にも尽力し、その功績は高く評価されています。

受賞歴

2017年：旭日中綬章

参考資料

* 京葉銀行 第111期有価証券報告書

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