小村楓香

小村 楓香のプロフィール

小村 楓香（こむら ふうか）は、1997年6月5日生まれの日本の女子プロボクサーで、現在は大阪府門真市出身として知られています。彼女は大阪府立門真西高等学校を卒業し、グリーンツダボクシングクラブに所属しています。学業では2度の留年を経験し、特異な経歴から「ビリギャルボクサー」との愛称も持っています。

来歴

小村は小学2年生の時に、泣き虫を克服する目的で空手を始めました。彼女は小学5年生で全国優勝を飾り、その後も数多くの大会で成果を上げるなど、空手の道で順調にキャリアを築いていました。しかし、将来的な展望が見えず、中学2年生の時にボクシングに転向する決断を下しました。彼女はU-15全国大会で優勝するなど、ボクシングでも才能を発揮しました。

ところが、高校に進学すると、ボクシングから遠ざかり、夜遊びに明け暮れる日々を送った結果、留年を余儀なくされます。そして、2016年8月には3度目の2年生としてプロ転向を果たしました。8月7日、大阪府立体育会館で行われた長井香織との対戦では、プロデビュー戦を飾り判定勝利を収めました。この試合はテレビ3局が取材に訪れるなど注目を集め、彼女のボクサーとしてのキャリアのスタートを飾りました。

プロデビュー後も彼女は着実に実績を重ね、12月4日には松岡瑞稀を相手に3回TKOで初のKO勝利を手にしました。続いて2017年5月19日には後楽園ホールで武藤美希子に勝ち、8月11日には初代日本ミニフライ級王座決定トーナメントで一村更紗とも対戦し勝利を収めます。しかし、11月20日には矢吹純との初代日本ミニフライ級王座決定戦で判定負けを喫し、彼女にとって初の黒星となりました。

2018年3月には、20歳で高校を卒業し、ボクサーとしての活動をより一層充実させていくことになるでしょう。

戦績

小村楓香のこれまでの戦績は、6戦5勝（うち2KO）1敗となっています。彼女は全国U-15ジュニアボクシング大会を優勝した実績を持つなど、若い世代からの期待を背負い、ボクサーとしての道を歩んでいます。

結論

小村 楓香は、試練を乗り越えながら女子プロボクサーとして成長を続けている選手であり、空手からボクシングへの転身を果たした姿は、多くの人々に勇気と希望を与えています。これからの彼女の活躍に注目が集まります。

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