小林大輔

小林 大輔（こばやし だいすけ）

香川県高松市で生まれた小林大輔は、1942年3月22日に誕生しました。彼は教育を受け、高松第一高等学校を1960年に卒業後、早稲田大学第一文学部演劇科に進学し、卒業しました。卒業後の1965年、フジテレビにアナウンサーとして入社し、主に芸能関係の番組に携わりました。

テレビキャリアの始まり

小林は1968年にスタートした『夜のヒットスタジオ』にレギュラー出演し、特に「コンピューター恋人選び」のコーナーでの中継によって多くの視聴者に知られることとなりました。このコーナーでは、電算機が使われ、中継が行われる地下室からの放送が話題を呼びました。視聴者からは「モグラのお兄さん」という愛称で親しまれ、彼はこの番組を通じて局の看板芸能アナウンサーとしての地位を確立しました。

その後も1970年からは『歌うロマンスタジオ』や、1972年から『ゴールデン歌謡速報』を含む数々の歌謡番組の司会を務め、1970年代のフジテレビの顔として活躍しました。1989年にフジテレビを退社後は、幅広い活動を行うフリーアナウンサーとしての道を歩みました。

フリー転向後の活動

フリー転向後は、各種イベントの司会、講演、朗読活動に注力しています。声はバリトンで、172cmの身長を持ち、血液型はB型です。結婚したのは1966年、当時毎日放送のアナウンサーであった小林優子とのことです。

主な出演番組

小林がフジテレビ時代に出演した人気番組には、以下のようなものがあります:

• - 『夜のヒットスタジオ』(恋人選びコーナー担当)
• - 『スター千一夜』(進行役)
• - 『オールナイトフジ』(1969-1975)
• - 『歌謡大全集』(1969年8月 - 1969年9月)
• - 『ゴールデン歌謡速報』、後の『歌謡ヒットプラザ』(1972年10月 - 1976年3月)
• - 『あなたが選ぶ今週のベストワン』(1976年4月 - 9月)
• - 『歌うロマンスタジオ』(1970年1月 - 1971年)
• - 『土曜ですこんにちは』(1972年 - 1978年)
• - 『リビング11』(1976年 - 1982年)
• - 『オールスター紅白大運動会』(1973年 - 1979年) など

また、フリー転向後も『スクランブル3』や朝日ニュースターの情報ワイド番組などで司会を務めました。彼はさらにテレビドラマにも出演しており、1967年の『マグマ大使』や1971年の『宇宙猿人ゴリ』、1977年の『砂の器』にて役を演じるなど、多岐にわたって活躍しています。

まとめ

小林大輔は、その独自の魅力と才能で、長年にわたり日本のテレビ業界で重要な役割を果たしてきました。今後の活動にも注目が集まります。

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