小林節子 (フリーアナウンサー)

小林節子（こばやし せつこ）氏は、1945年（昭和20年）3月17日に生まれた日本のフリーアナウンサーであり、かつてはフジテレビの局アナウンサーとして活動していました。そのキャリアは多岐にわたり、情報番組の司会を中心に長年にわたり活躍しています。

福島県石川郡浅川町に生を受けた後、神奈川県横浜市で育ちました。身長は158cmです。学業においては、1963年に横浜共立学園中学校・高等学校を卒業。その後、慶應義塾大学文学部に進学し、英米文学科で学び、1968年に卒業しています。

大学を卒業した同年、フジテレビに入社し、アナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。同期には、逸見政孝氏、松倉悦郎氏、山川建夫氏、竹下典子氏、山根佳代子氏といった面々がいます。約6年間にわたりフジテレビに在籍し、様々な番組に出演しました。

1974年にフジテレビを退社し、フリーアナウンサーとしての活動を開始しました。フリー転身後、特に注目されるのは、1984年から20年という長期間にわたり、テレビ東京系の人気情報番組「レディス4」で司会を務めたことです。この番組を通じて、多くの視聴者に親しまれました。

メディアでの活動に加え、自身のライフワークとも言える活動も展開しています。2000年には、自宅の隣に「輪の舎・リングリンクホール」というスペースを建設し、その企画・運営に携わりましたが、このホールは2015年に閉鎖されています。近年では、ご高齢の両親との同居から得られた様々な体験や気づきについて語る講演活動を精力的に行っています。また、アナウンサーやタレントが多く所属する圭三プロダクションに、客員という形で籍を置いています。

小林節子氏が過去に出演した主な番組には、情報番組やラジオ番組などがあります。以下にその一部を挙げます。

情報番組各種
ラジオ番組・その他
料理の窓
天国のポスト (SBC)
松本宵の口Magazine（SBC・毎月第4週）
YOKOHAMA STORY
パックインミュージック 第2部（1973年4月 - 1973年12月、TBSラジオ）

自身の経験や考えをまとめた書籍も出版しています。

『女ひとり古希に家を建てる』 (ぶんしん出版、2016年3月刊行、ISBN 978-4893901163)

フジテレビ時代からフリー転身後の長寿番組司会、そして近年における講演活動や自身の空間運営など、小林節子氏はアナウンサーという枠を超え、多様な分野でその才能を発揮し続けています。

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