小森まなみのPop'n!パジャマ

小森まなみのPop'n!パジャマ

『小森まなみのPop'n!パジャマ』は、1994年10月1日から2011年6月26日まで東北放送（TBCラジオ）や山形放送（YBCラジオ）などで放送された、桑の実プロ制作のラジオ番組です。声優・小森まなみがパーソナリティを務めるトーク・バラエティ番組として、長きにわたり親しまれました。

概要

番組誕生のきっかけは、小森まなみ自身が担当番組のリスナーからの手紙でした。「東北にはアニラジがない」という切実な訴えに心を動かされた小森は、自ら企画書を書き、スポンサーを探し、制作会社に持ち込むという行動力を発揮します。そして1994年、アニラジ未開の地と言われた東北地方に、初めてアニラジ系番組が誕生したのです。

番組は「ツーウェイコミュニケーション」をモットーに、リスナーとの交流を大切にしてきました。その結果、幅広いリスナー・ファン層を獲得し、支持を集めました。

パーソナリティ

小森まなみ
高橋直純（『小森まなみのPop'n!パジャマ RV』のみ担当）

コーナー

パジャマDEトーク
ちょこっとリサーチ☆電話でPi
アミューズメントモード
伝言板コーナー
ポップンバースデー
ミッドナイトネスト

放送

ネット局の増加や番組の合併に伴い、番組タイトルは3度変更されています。

小森まなみのPop'n!パジャマ
小森まなみのPop'n!パジャマ EX
小森まなみのPop'n!パジャマ RV

1999年4月8日からは『AsRラジオレボリューション』と合併し、『小森まなみのPop'n!パジャマ RV（レボリューション）』にタイトル変更。高橋直純がパーソナリティに加わりました。

小森まなみのPop'n!パジャマ EYE

高橋直純の降板後、再び小森まなみ単独のパーソナリティ番組となりました。

ネット局

放送終了時のネット局

東北放送
山形放送

過去のネット局

秋田放送
IBC岩手放送
アール・エフ・ラジオ日本
東海ラジオ
ラジオ大阪
ラジオ関西（AM-KOBE）

公開収録

番組では、様々な場所で公開収録が行われました。以下はその一例です。

1995年7月31日：サンシャインシティ噴水広場（東京都・池袋）3×3EYESイベント
1995年8月27日：TBCホール（宮城県仙台市）3×3EYES〜吸精公主〜発売記念イベント
1996年8月31日：名古屋市公会堂（愛知県名古屋市）小森まなみ『Courage』発売記念ツアー2部
1998年8月30日：山交ビル7階 花時計広場（山形県山形市）ラジレボ&Pop'nパジャマ『みんなけっぱれ!総決起集会!』
1999年8月14日：遊学館生涯生活センターホール（山形県山形市）Pop'nパジャマ公開録音＆AsRイベント リスナー総決起集会 山形リベンジ！
1999年9月26日：夢メッセみやぎ（宮城県仙台市）「Comic City in 仙台16」
2000年8月19日：なんばOCAT ポンテ広場（大阪府大阪市）出演：小森まなみ、高橋直純、岩崎和夫、南かおり

エピソード

1994年、番組開始当時のスポンサー、エクシングが制作した小森まなみのパジャマ姿のテレホンカードが一時期、高額で取引されました。
1996年、小森まなみがアルバム『Courage』を発売した際、全国ツアーの予定地に仙台が含まれていなかったことにリスナーから抗議が殺到。小森が番組内で涙ながらに謝罪し、大きな反響を呼びました。その後、シングル「YELLを君に！」の発売記念イベントが仙台で開催され、リスナーの悲願が叶いました。
1998年、番組4周年の公開録音イベントが山形で開催。台風による豪雨の中、屋外で行われました。交通機関が麻痺する中、小森まなみはバスで、高橋直純はスタッフの車で会場入り。その感動が、後にAsR名義でリリースされたシングルCD「夏色の翼」に繋がりました。
2004年、番組10周年を記念したイベントが東北放送本社TBCホールで開催されました。
番組では、リスナーにエールを送るコーナーも設けられ、様々な人々の動向が紹介されました。
2011年6月26日、小森まなみの体調不良により番組は終了。17年の歴史に幕を閉じました。
2024年4月14日、番組終了から13年ぶりに東北放送で特番が放送。小森まなみの引退前に収録されたもので、高橋直純も出演しました。

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