小田原市城山陸上競技場

小田原市城山陸上競技場の概要

小田原市城山陸上競技場は、神奈川県小田原市に位置する陸上競技場で、地域のスポーツ活動の中心として多くの利用者に親しまれています。また、日本陸上競技連盟から第2種の公認を受けており、正式な大会の開催が可能です。

主な情報

• - 所在地: 神奈川県小田原市城山2丁目29番地1号
• - 収容人数: 詳細な数値は明記されていないが、地域大会やイベントに対応可能な規模
• - トラック: 一周400mのサイズを持ち、8レーンの全天候舗装となっています。

競技場の特徴

この競技場は、その設備の充実度とともに、以下のような特徴的な要素を持っています。

• - 得点板: 記録を即座に表示することで、観戦者と競技者の両方に快適な体験を提供。
• - 照明設備: 夜の競技会でも利用できるように設計されています。

開催される大会

小田原市城山陸上競技場では、過去数多くの大会が開催されており、中でも「秩父宮賜杯実業団・学生対抗陸上競技大会」が特に有名です。この大会では、全国規模の実業団や学生が集まり、さまざまな競技が行われています。

記録達成の場

この競技場は、多くの著名なアスリートが記録を打ち立てた歴史的な場所でもあります。特に、1958年9月14日には、安田矩明選手が棒高跳びにおいて4m36という記録を達成し、当時の日本記録を21年ぶりに更新しました。この偉業は、多くの陸上競技ファンにとって心に残る瞬間です。

さらに、1970年6月7日には、山田宏臣選手（東京急行電鉄）が男子走幅跳において8m01の記録を樹立し、39年ぶりに南部忠平選手が持っていた記録（7m98）を塗り替える結果となりました。この偉業を記念して、競技場は彼に対し踏切板を贈呈しました。

まとめ

小田原市城山陸上競技場は、その歴史と共に多くのアスリートたちの夢と努力が詰まった場所です。地域のスポーツ振興にも貢献し、競技者たちの成長を支え続けています。今後もこの競技場で新たな記録が生まれることが期待されます。

もう一度検索