小田原郵便局

小田原郵便局の概要

小田原郵便局（おだわらゆうびんきょく）は、神奈川県小田原市に所在する郵便局であり、民営化前には集配普通郵便局の分類に属していました。郵便局の住所は、〒250-8799 神奈川県小田原市栄町1-13-13です。この郵便局は地域の郵便サービスを担い、様々な業務を扱っています。

併設の金融機関

小田原郵便局には、ゆうちょ銀行小田原店（旧さいたま支店小田原出張所）が併設されており、取扱店番号は020060です。また、かつては保険分室が存在しましたが、1948年に廃止されています。

沿革

小田原郵便局の歴史は、1871年4月20日（明治4年3月1日）にさかのぼります。この日、日本における近代郵便制度の創設と共に小田原郵便取扱所として開設されました。以降、1873年には小田原郵便役所に昇格し、1875年には正式に小田原郵便局（二等）となり、翌日から為替取扱業務が開始されました。

1879年には貯金取扱も開始され、1892年には小田原郵便電信局に改称、1903年には現在の小田原郵便局に名称が戻りました。

1948年には保険分室が廃止され、1993年からは外国通貨の両替及び旅行小切手の取り扱いも始まりました。さらに、2006年には箱根湯本郵便局からの集配業務が移管され、2007年には民営化に伴い併設された郵便事業小田原支店及びゆうちょ銀行小田原店に一部業務が移されました。

そして、2011年には箱根町集配センターと箱根宮ノ下集配センターの統括が別の支店へ移管され、2012年には日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業小田原支店が小田原郵便局に統合されました。

取扱業務

小田原郵便局では、主に郵便物、印紙、ゆうパック、内容証明などの郵便業務を行っています。また、生命保険やバイクの自賠責保険、自動車保険、がん保険、引受条件緩和型医療保険などの保険商品も取り扱っています。この郵便局は、特に「250-00xx」「250-08xx」区域（小田原市の中央・西部地域）と、「250-03xx」区域（足柄下郡箱根町の特定地域）の集配業務を行っています。

各種サービスとしては、郵便局内に設置されたゆうゆう窓口があり、そこのゆうちょ銀行小田原店では貯金や貸付、為替、振替、振込、国際送金、外貨両替、国債、投資信託、変額年金保険の取り扱いがあります。また、ATMも設置されており、便利に利用することができます。

周辺環境

小田原郵便局の周りには、小田原城や小田原市民会館、旭丘高等学校があり、地域のコミュニティ活動や観光にも利用されています。また、アクセスに関しては、JR東海道新幹線や小田急線の小田原駅（東口）から徒歩で約8分の距離にあります。さらに、国道1号（西湘バイパス）小田原ICからも近く、交通の便が良い立地となっています。

駐車場も完備されており、4台分のスペースがあります。このように、小田原郵便局は地域に密着した重要な拠点であり、多くの人々に日々利用されています。

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