尾道市消防局

尾道市消防局

尾道市消防局（おのみちししょうぼうきょく）は、広島県の尾道市に位置する消防部局であり、地域全体の安全を守るための重要な役割を果たしています。市民の生命や財産を守るため、日々活動を行っています。

概要

尾道市消防局の本部は、尾道市東尾道18番地2に位置しています。管轄エリアの面積は284.85km²で、253人の職員が勤務しています。地域には、3つの消防署、4つの分署、1つの出張所が点在しており、効率的な消防活動を行うための体制が整っています。

また、通信に関しては、主に3つの周波数を使用しています。具体的には、149.75MHz（1ch）と149.63MHz（2ch）を基本に利用し、1chが混雑している場合や火災などの緊急事態においては2chが救急用に使用されます。全国共通の周波数である150.73MHzは、主にドクターヘリとの調整時に用いられています。

主力機械（2024年4月1日現在）

尾道市消防局は、以下の主力機械を保有しています。これらの車両は、火災や救急時の迅速な対応を可能にしています。

• - 普通消防ポンプ自動車：9台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：3台
• - 高規格救急自動車：10台
• - 化学車：1台
• - 救助工作車：1台
• - はしご車：2台
• - 救助器材積載車：1台
• - 指揮車：1台
• - 小型動力付きポンプ車：3台
• - 資器材輸送車：3台
• - その他の特殊用途の車両：19台

沿革

尾道市消防局の歴史は、地域の行政変革と共に歩んできました。2005年には御調郡御調町と向島町が尾道市に編入され、その後2006年には因島市と豊田郡瀬戸田町も統合されました。この際、尾道地区消防組合が解散し、尾道市消防局と尾道消防署、因島消防署が新たに設立されました。

2008年には尾道西分署が尾道西消防署として昇格し、さらなる組織強化が図られました。2014年には、尾道市と三原市の消防指令センターが尾道市消防局内に設置され、119番通報が効率化されるようになりました。

組織

尾道市消防局は、次の課を中心に運営されています：総務課、警防課、予防課、通信指令課です。これらの組織が協力することで、地域の消防活動が円滑に進められています。

地域の安心と安全を確保するため、尾道市消防局は常に準備し、訓練を重ねています。このような努力により、市民は安心して生活することができるのです。

外部リンク

• - 尾道市・消防・防災（消防局）の一覧

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