山下りな

山下りな：女子プロレスの実力派選手

山下りな（やました りな）は、1989年3月12日生まれの日本の女子プロレスラーで、鹿児島県出身です。身長165cm、体重70kg、血液型はA型という彼女は、その力強い体格と独特のスタイルでリング上で存在感を示しています。プロレスの世界に身を投じたのは2013年で、この年に彼女は大女としてデビューを果たしました。

所属と経歴

彼女は2013年11月から2019年3月までOSAKA女子プロレスに所属し、その後フリーとして活動しています。プロレスに入るきっかけは、以前からのファンであったことに加え、行きつけの飲み屋のオーナーの言葉が決定的だったといいます。柔道経験があり、鹿児島県大会での成績も持つ彼女は、その基礎体力と精神力がプロレスにおいても役立っています。

初期のキャリア

彼女のデビュー戦は2013年11月4日に行われ、華名との対戦で技を学びながら数々の戦いを経験しました。初勝利は2013年12月22日のWAVEで、志田光からギブアップを奪うことで達成しました。この勝利から、彼女のキャリアは着実に成長していくことになります。

技術とスタイル

山下りなのリング内での特徴的な技は、スペル・デルフィン直伝の「デルフィンリナッチ」です。この技は彼女の得意としている技の一つであり、試合の勝敗を大きく左右する要素となっています。また、スリーパーホールドや引き込み式ラリアット、スプラッシュマウンテンを使った多彩な攻撃も特徴で、そのスタイルは観客を引き付ける魅力的な内容となっています。

タイトル歴

彼女は数々の団体でタイトルを獲得しており、特にPURE-J女子プロレスでのデイリースポーツ認定女子タッグ王座や、REINA女子プロレスの世界タッグ王座など、彼女の努力が結実した証となるタイトルが数多くあります。また、プロレスリングWAVEではRegina di WAVE王座を獲得し、さらなる飛躍を遂げました。

活動の現在

2019年以降はフリーとしてさまざまな団体に参戦しており、特にアイスリボンで活躍しています。2020年には輝く！日本インディー大賞のニーカマー賞を受賞し、2021年には東京女子プロレスに初参戦し、乃蒼ヒカリとのハードコアマッチで勝利を収めています。2022年にはスターダムでの活動も行い、IWGP女子王座決定トーナメントの乱戦において存在感を見せました。

映画出演

さらには、2019年には映画「おっさんのケーフェイ」に出演し、プロレスラーとしてだけでなく、女優としての側面も持つことが分かります。彼女は、リング外でも活躍の場を広げています。

結論

山下りなの情熱と技術は、今後の女子プロレスにおいても重要な存在となり続けるに違いありません。今後の彼女の活躍にも大いに期待しましょう。

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