山之口サービスエリア

山之口サービスエリア（やまのくちサービスエリア）

山之口サービスエリアは、宮崎県都城市の山之口町に位置する宮崎自動車道に属するサービスエリアです。この施設は宮崎自動車道の最終サービスエリアであり、快適な休憩の場を提供していますが、レストランやガソリンスタンドは設置されていません。したがって、一般的なパーキングエリアとほぼ同等のシンプルな設備になっています。

設備概要

山之口サービスエリアには、上り線（えびの方面）と下り線（宮崎方面）の両方に利用できる広い駐車場があります。以下は、各ラインの駐車スペースの詳細です：

• - 上り線：大型6台、小型58台、二輪4台、トレーラー2台の駐車が可能。
• - 下り線：同様に大型6台、小型58台、二輪4台、トレーラー2台の駐車ができます。

トイレも充実しており、男性用は和式1つ、洋式2つを含む大3、小10、女性用は和式1つ、洋式9つを含む10、さらに車椅子用トイレも1つ整備されています。周囲を快適に保つため、24時間利用可能な給電スタンドや自動販売機、携帯電話充電器が設置されています。

さらに、スナックとショッピングスペースもあり、両施設は8:00から19:00まで利用できます。また、郵便ポストが設置されており、山之口郵便局へのアクセスも可能です。

スマートインターチェンジ

山之口サービスエリアには、山之口スマートインターチェンジが併設されています。このインターチェンジは、ETC機器を搭載した全ての車両が24時間利用できる便利な出入口です。上下線ともに出入りが可能なので、訪れる人々にとって非常に便利な構造となっています。

沿革

山之口サービスエリアの歴史は1981年に始まり、当時は都城ICから宮崎IC間の開通に伴い供用が開始されました。その後の発展として、2016年にはスマートインターチェンジが供用を開始し、2019年には上下線がリニューアルオープンしました。この際、売場面積が約1.5倍に拡大されたことで、より多くのサービスが提供可能となりました。

2020年には、一般道からも出入りできる「ウェルカムゲート」が設置され、さらには宮崎大学や九州アイランドワークと共同でコワーキングスペースの社会実験「KIW-Workbox山之口SA」が実施されました。これは、山之口サービスエリア内で新しい働き方を模索する取り組みの一環でした。

まとめ

山之口サービスエリアは、ただの休憩地点にとどまらず、地域や利用者に新しい価値を提供し続ける重要な施設です。訪れる人々にとって、交通の要所でありながらリラックスできるスペースを提供しています。今後も進化を続ける山之口サービスエリアから目が離せません。

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