山之口町

山之口町（やまのくちちょう）

山之口町は、宮崎県の中央部に位置していた町で、北諸県郡に属していました。2006年1月1日に、都城市、高城町、山田町、高崎町と合併し、新たな都城市となりました。合併後、2011年までは旧町域に都城市の地域自治区「山之口町」が設置されていましたが、2012年以降は都城市の地名として残っています。

歴史

山之口町の歴史は、1889年5月1日の町村制施行に遡ります。この時、山之口村、富吉村、花之木村が合併し、北諸県郡山之口村が成立しました。その後、1964年11月3日に町制を施行し、山之口町となりました。

2006年1月1日には、都城市、高城町、山田町、高崎町と合併し、新たに都城市となりました。この合併に伴い、都城市の地域自治区として「山之口町」が設置されましたが、2012年1月1日に地域自治区としての設置期間は終了しました。

地域

教育

山之口町には、以下の教育機関がありました。

中学校
山之口町立山之口中学校
小学校
山之口町立山之口小学校
山之口町立麓小学校
山之口町立富吉小学校

交通

山之口町へのアクセスは、以下の交通手段を利用できました。

空港: 最寄りの空港は宮崎空港です。
鉄道: 九州旅客鉄道（JR九州）日豊本線が通っており、青井岳駅と山之口駅がありました。中心駅は山之口駅でした。
バス路線: 宮崎交通の一般路線バスが運行していました。
道路: 宮崎自動車道が町内を通っており、山之口サービスエリアとスマートインターチェンジが併設されていました。最寄りのインターチェンジは都城インターチェンジです。また、国道269号が町内を通っていました。
道の駅: 町内には道の駅山之口がありました。

名所・旧跡・観光スポット

山之口町には、以下のような名所や観光スポットがありました。

島津寒天工場跡: かつて寒天製造が行われていた場所です。
山之口古墳: 古墳時代の遺跡です。
青井岳のカヤ: 「森の巨人たち百選」に選ばれたカヤの木です。
青井岳荘（青井岳温泉）: 温泉施設です。
青井岳キャンプ場: キャンプを楽しめる場所です。
弥五郎どん祭り: 日南市飫肥、鹿児島県曽於市大隅町のものと兄弟関係にある祭です。

関連項目

宮崎県の廃止市町村一覧
地域自治区の一覧

外部リンク

山之口町 - ウェイバックマシン（2005年3月8日アーカイブ分）(町の消滅に伴い、サイト消失)

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