山口地域鉄道部

山口地域鉄道部は、西日本旅客[[鉄道]]（JR西日本）広島支社の管轄下にあり、山口県山口市の新山口駅構内に拠点を置いていた地域鉄道部の一つです。2009年6月1日に、それまで存在した山口鉄道部と宇部新川鉄道部を統合し、さらに下関地域[[鉄道部]]の一部区間を編入する形で発足しました。この再編により、それまで山口鉄道部にあった車両基地部門は、下関総合車両所という新たな組織の出先機関へと再編されました。

しかし、鉄道を取り巻く環境の変化や組織の効率化のため、2019年6月1日、山口地域鉄道部は徳山地域鉄道部、下関地域[[鉄道部]]と共に組織統合され、新たに発足した山口支社（山口エリア統括部）に移行しました。この組織変更に伴い、山口地域鉄道部に所属していた乗務員基地である山口乗務員センターは、新たに山口列車区へと名称が変更されました。

管轄路線

山口地域鉄道部は以下の路線を管轄していました。境界駅については、地域鉄道部が管理を担当していた駅を記載しています。

山口線: 新山口駅から益田駅まで。ただし、益田駅は米子支社浜田鉄道部の管轄。
山陽本線: 四辻駅から厚狭駅まで。ただし、厚狭駅は広島支社下関地域[[鉄道部]]の管轄。
宇部線: 新山口駅から宇部駅まで。
小野田線: 居能駅から小野田駅まで、および雀田駅から長門本山駅まで。

歴史

2009年6月1日: 鉄道部制度の見直しに伴い、山口鉄道部と宇部新川鉄道部が統合され、下関地域[[鉄道部]]の一部区間が編入されて山口地域鉄道部が発足。
2019年6月1日: 徳山地域鉄道部、下関地域[[鉄道部]]と組織統合し、山口支社（山口エリア統括部）に移行。山口乗務員センターは山口列車区に名称変更。

山口乗務員センター

山口乗務員センターは、新山口駅構内に所在する、山口地域鉄道部に所属する乗務員基地でした。主に運転士が配属されており、管轄路線の列車の運転業務を担当していました。2019年6月以降は、山口列車区として機能しています。

乗務範囲

山口線: 全線
特に「SLやまぐち号」の運転も担当しており、蒸気機関車の運転士養成も行っていました。
宇部線: 全線
小野田線: 全線

関連項目

山口鉄道部
宇部新川鉄道部
* 下関地域[[鉄道部]]

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