山口県立こころの医療センター

山口県立こころの医療センターについて

山口県立こころの医療センターは、地方独立行政法人である山口県立病院機構が運営する精神科病院です。当施設は、山口県宇部市に位置し、地域の精神的な健康をサポートするために設立されました。

沿革

このセンターの歴史は、1953年に遡ります。当初、宇部市京納に「県立病院静和荘」として開院し、病床数は80床でした。その後、1968年には新しい建物へ移転し、現在の場所に根付くこととなりました。

1988年には応急入院指定病院に指定され、2003年には臨床研修病院として認定を受けました。2004年には精神科救急医療施設として指定され、地域の精神科医療における重要な役割を果たすこととなります。

さらに、2005年には医療観察法に基づく指定通院医療機関に認定され、医療提供の質が一層向上しました。そして2006年4月に「山口県立こころの医療センター」という現在の名称に変更され、2011年には医療観察法指定入院医療機関、また地方独立行政法人山口県立病院機構が設立されることで、組織としての体制も強化されました。

診療科目

センターでは以下の診療科目を提供しています。

• - 精神科
• - 認知症疾患医療センター
• - 高次脳機能障害支援センター
• - 臨床心理センター（児童・思春期臨床）

精神科救急医療施設としても認定を受けており、高度な専門性を持った医療が行われています。また、公益財団法人日本医療機能評価機構によっても認定されており、医療サービスの質が保証されています。

アクセス

交通アクセスは良好で、JR宇部線の丸尾駅からは徒歩約15分の位置にあります。また、宇部市営バスを利用する場合は、「東岐波中学校前」停留所から徒歩10分でアクセス可能です。

まとめ

山口県立こころの医療センターは、地域の精神保健を担う重要な施設です。精神的な健康の問題を抱える方々に対して質の高い医療を提供し、さまざまな症状やトラブルに対応する体制を整えています。地域医療の中核をなすセンターとして、今後もその役割を果たしていくことでしょう。

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